メリット・デメリット、いつまで使っていい? おしゃぶりの疑問を解決!

目次

・おしゃぶりはいつからいつまで使っていいの?
・おしゃぶりのメリット
・おしゃぶりのデメリット
・おしゃぶりを使うときの注意点
・おしゃぶりの消毒方法
・人気のおしゃぶり5選
・うまくおしゃぶりを活用しよう
メリット・デメリット、いつまで使っていい? おしゃぶりの疑問を解決!

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赤ちゃんの代名詞ともいえるおしゃぶりは、とても便利な育児グッズ。

この記事では、おしゃぶりのメリットやデメリット、使うときの注意点、人気のおしゃぶり5選をご紹介します。

■おしゃぶりはいつからいつまで使っていいの?


メリット・デメリット、いつまで使っていい? おしゃぶりの疑問を解決!

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おしゃぶりとは、ゴムやプラスチックでできた乳首型の育児用品で、指しゃぶりやぐずり防止に使われているもの。

多くのメーカーで、新生児の時期から使える製品を販売しています。メーカーごとにいくつかサイズがあり、目安の月齢が指定されていますので、使用を始めるときの月齢に合ったものを選んでくださいね。

▼おしゃぶりを使う時期


プライマリー・オーラルケア研究会(コンビ株式会社)による「赤ちゃんのお口調査」の中に、おしゃぶりを使う時期についての記載があります。


【おしゃぶり選び・使用のチェックリスト】
■ 赤ちゃんの月齢に合ったものを選ぶ
■ 長時間の使用は避ける
■ 言葉が出だす1歳過ぎになったら、おしゃぶりのフォルダーを外して、常時使用しないようにする
■ 1歳半を目安に使用をやめるようにする
■ おしゃぶりを使用している間も、声かけや一緒に遊ぶなど、ふれあいを大切にする
■ 4歳以降になってもおしゃぶりが取れない場合は、かかりつけの小児歯科医に相談する


また日本小児歯科学会が提言する「おしゃぶりについての考え方」の中でも、以下のような記載がありました。


(1)発語やことばを覚える1歳過ぎになったら、おしゃぶりのフォルダーを外して、常時使用しないようにする。
(2)おそくとも2歳半までに使用を中止するようにする。
(3)おしゃぶりを使用している間も、声かけや一緒に遊ぶなどの子どもとのふれあいを大切にして、子どもがして欲しいことや、したいことを満足させるように心がける。
子育ての手抜きとし便利性からだけでおしゃぶりを使用しないようにする。
(4)おしゃぶりだけでなく指しゃぶりも習慣づけないようにするには、(3)の方法を行う。
(5)4歳以降になってもおしゃぶりが取れない場合は、情緒的な面を考慮してかかりつけの小児科医に相談することを勧める。


こうした情報を参考にしつつ、子どもそれぞれの成長を見守りながら、上手におしゃぶりを活用できるとよいですね。

■おしゃぶりのメリット

指しゃぶりやぐずりを防止するために使われることの多いおしゃぶり。

ぐずり防止の効果は絶大です。筆者も、外出時泣いている赤ちゃんにおしゃぶりをくわえさせると、すぐに泣きやむという場面を何度も見たことがあります。おしゃぶりがあると入眠がスムーズにできる赤ちゃんも。


このように赤ちゃんの精神的安定の効果があり、お母さんの負担軽減にも役立ちます。では、これらのメリットを詳しく解説していきますね。

▼赤ちゃんの精神的安定


メリット・デメリット、いつまで使っていい? おしゃぶりの疑問を解決!

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赤ちゃんは、生まれる前からお母さんのおなかの中で指しゃぶりをしているので、生まれてからも続くのは当然。それに代わるおしゃぶりをくわえるのは、ごく自然な行動です。

新生児に備わっている「吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)」とは、口にふれたものを無意識に吸う原始反射があります。これは、母乳を飲むため新生児に備わっているもの。

吸うという行為は、赤ちゃんの精神的安定につながっているのです。具体的には、「おしゃぶりを使うと簡単に泣きやみ静かになる」「スムーズに寝つく」という効果がありますよ。


外出先で泣いてしまったときにも、おしゃぶりがあればすぐに泣きやんでくれるので、「周りの人の迷惑になるかも…」というときのお守り代わりにもなります。

▼お母さんの負担軽減


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おしゃぶりは赤ちゃんを泣き止ませやすくしてくれるので、スムーズに眠る手助けになり、お母さんの負担も軽減してくれます。

新生児のころは、泣くことで不快を表します。「おなかがすいた」「おむつが汚れた」「眠い」など、泣いている理由が分かり、対処することで泣きやむ場合は問題ありません。しかし、泣いている理由が分からず、何をしても泣きやまないこともたくさんあります。

ずっとそんな状態が続くと、お母さんもくたびれてしまいますよね。しかも出産してすぐのお母さんの体はホルモンバランスが崩れていて、本来であれば休息が必要な時期。

そんなときに赤ちゃんにおしゃぶりを与え、泣く時間を短くすることは、お母さんのためにも役立ちます。



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