■1歳はケーキを食べてもいいの?
誕生日といえばケーキですが、1歳の子どもも食べられるのでしょうか。また、手作りするとしたら、どのようなものがあるのでしょう。
▼栄養面では大人用のケーキはNG
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離乳食が完了するのは1歳から1歳半ごろですが、1歳になったからといって大人と同じものを食べられるわけではありません。
とくに市販のケーキの生地はとても甘く、多くの砂糖と油でできています。また、上に乗っている生クリームは牛乳の脂肪分で、砂糖も多く含まれているので、1歳の子にあげるのは避けたほうがいいでしょう。
もしケーキを食べさせてあげたかったら、できるだけ砂糖や油の量を控えた手作りのケーキを用意してあげたほうがよさそうです。
▼1歳の子が食べられるケーキの実例は?
それでは、1歳の赤ちゃんに食べさせられるケーキとはどのようなものなのでしょうか。
生地と生クリーム、それぞれを別の赤ちゃんでも食べられるもので代用するのがおすすめです。例えば、生地の代わりに赤ちゃんの食べられる食材で作った蒸しパンや食パン、ホットケーキを使うことができます。そして、生クリームの代わりには水切りヨーグルトを使うといいでしょう。
また、生クリームをスプーン1杯くらいの少量に減らして使うこともできますよ。その上にフルーツを乗せるなどすれば、見た目は立派なケーキです。
先輩ママが作ったケーキの実例を見てみましょう。
こちらは、パンとヨーグルトで作られたケーキにシャインマスカットと種なし巨峰をトッピングして作られています。また、中にはバナナも入れられていて、フルーツたっぷりのケーキなのだそうです。
普段あまりヨーグルトを食べていないにもかかわらず、すごい勢いでパクパク食べてくれたとのこと。それだけ喜んで食べてくれたら、ママとしてもうれしい限りですよね。
このケーキは、砂糖を控えめにしたホットケーキに水切りしたヨーグルトクリームを塗って作られています。また、いちごの代わりにスイカを使ってショートケーキ風にしているのもポイントですね。
お皿に書かれた文字も、裏ごしたかぼちゃのピューレが使われているそうで、すぐに真似することができそうです。
▼1歳の子が食べられるケーキは工夫しよう
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工夫次第で、子どもが食べられるケーキを作ることができますが、まれに失敗もあります。
筆者の場合は、食パンとヨーグルトといちごを使ってケーキを作ったのですが、子どもが酸っぱがってなかなか食べてくれませんでした。結局、残念ながらほとんど食べてくれず、もう少し甘くすればよかったかと後悔した記憶があります。
ふだんから食パンは焼いた方が好きで、ヨーグルトにもトッピングをしてあげていたので、ふだんと味が違うことに抵抗したのだと思います。
誕生日は、特別なものを作ってあげたくなりますが、できればふだんから食べ慣れているものをあげるといいかもしれません。
食べられるものを使って、ぜひその子だけのスペシャルなケーキを作ってあげましょう。
■誕生日の飾り付け
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初めての誕生日は、飾り付けにも力を入れたいですよね。風船やガーランド、小物を使って壁などをデコレーションして、写真撮影などしましょう。
▼アイデアで飾り付けは工夫しよう
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誕生日のデコレーションはいろいろなところで販売されていますが、凝ったデザインのものは、金額も高めです。
1日だけのために購入するのはもったいないと感じたら、100円ショップにもたくさん商品があるのでおすすめです。ガーランドや風船、誕生日用の三角帽子など、なんでも売っているのでぜひ活用してくださいね。
▼飾り付けの実例
こちらの飾り付け、ガーランドは100円ショップで購入されたもので、文字も無料のテンプレートをダウンロードして作ったのだそうです。節約しているのに、とてもかわいくてステキに仕上がっていますよね。
このように、ぜひステキな飾り付けで写真撮影をしてみてください。