2018年10月18日 13:00|ウーマンエキサイト

夫の脱サラ、漁師宣言、田舎暮らし。それでも「たのしいことを拾って生きる」



■子どもの「戦いごっこ」がお父さん孝行に!?

今回の本からは、移住のことや子どもたちとの関わりかたなど、いろいろな面でまりげさんが旦那さんを思って行動していることが伝わってきます。

そんな夫婦のエピソードのひとつに、まりげさんの「明るさ」で旦那さんが結婚を決めたというものがあります。明るいまりげさんのもとで育っているから、きっとお子さんたちものびのびとしているんですね。

『たのしいことを拾って生きる。』まりげ

「あり余るエネルギーの有効活用」とのことで、子どもたちの戦いごっこに、こんな活用法があったなんて! 家族の仲の良さが伝わってくる場面です。

この夏に三男くんも誕生し、まりげさんの家庭はさらに賑やかになっていきそうです。


■夫は「お互い欠けてる部分を補い合う」パートナー

まりげさんは「しつけやマナーは旦那にまかせ、食育や情操教育を担当している」と本のプロフィールで語っています。さらに、旦那さんとの関係について「お互いに欠けてる部分を補い合っているんだ」とも描いています。

ときに口げんかをしても、こう信じられる夫婦関係があるからこそ、思いやりを忘れないでいられるんだろうなあ。夫婦が毎日をきちんと過ごすことが、子どもにも良い影響を与えるのではと感じました。

さらに、今回の書籍には、まりげさんが18歳のときにご両親が離婚したときのお話も描かれていて、現在のまりげ家のエピソードと合わせて読むと、より一層「家族ってなんだろう」と考えさせられます。

笑ったり、癒やされたりもしながら、この本を読んだ人がそれぞれ、自分の家族に想いを馳せることができるのではないでしょうか。

■いつか巣立っていく子どもたちへ

生きていれば、きっと楽しいことばかりではありません。家族と衝突したり、仕事がうまくいかなかったり…。


でも、まりげさんは、人生にはつらいことや悲しいこともあるとわかったうえで「たのしいことを拾って生きよう」と言います。この本のタイトルは、子どもたちへのメッセージですが、わたしたち読者にも同じように伝えてくれているような気がするんです。

まりげさんのすてきな言葉で、忙しい毎日に、やさしい明かりがともるような一冊。次回は、まりげ家の古民家リノベーションについてもう少しご紹介します。

『たのしいことを拾って生きる。〜まいにちいろいろ、家族ドロップス〜』
まりげ著(大和書房)1,300円(税抜)
『たのしいことを拾って生きる。』まりげ
「ヘコタレナイ。腐らない。
肩肘はらない。人生はうまくいかないものって思っておけば、それでOK!」 たのしいことを拾って生きようと著者がやさしく呼びかけてくれる本。書籍化を切望されたインスタグラムの内容に、大幅な書き下ろしを収録。夫の突然の脱サラ、漁師宣言から始まった移住についてのアレコレや愛らしい子どもたちとの日常などなど。大充実の1冊です。
●まりげさんのInstagram:@marige333
●まりげさんのウーマンエキサイトの連載:『まりげのケセラセラ日記 』

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