私の人生は誰のもの? 母親が抱える苦悩と複雑な愛情を描いた漫画に涙が止まらない!
■「愛」とは人それぞれ。美しいわけでも、特別なものでもない
常に子どもたちのお世話に追われ、ときに自己犠牲を強いられることさえある母親業。
しかし、漫画で描かれる母親のように、ずっと死ぬまで子どものことを気にかけ続けてしまうのも母親であるがゆえ。
誰かに無理やりやらされているのではなく、ただ単純に子どもを愛しているからこそ、気になって心配になるのです。
愛情とは、キラキラまぶしくて、華やかなもののように感じられるけれど、本当は
めんどくさく、うざったくて、だけどいつも当たり前のようにそばにあるもの。
世の中が期待するような美しいものではなく、一筋縄ではいかないもっと生臭いものでもあるのです。
だからこそ、母親が子どもへの向ける愛情は、特別美化されるものでもなく、親子の形がそれぞれあるように、
もっと自由で自然であるべきものだと思います。
自己犠牲を強いることがあるべき母の愛なのではなく、放っておいても子どもへの愛情は何らかの形ではみ出し、責任が一生付きまとうからこそ、考えることはもっと別にあるはず。
それは、自分のなかにある
“愛があるゆえめんどくさい母親”という存在といかにうまく付き合うかということ。
いつになっても
子どもへの心配が尽きない親としての悲しい性を受け止め、ある意味死ぬまで続く育児との折り合いのつけ方についても、いつか子どもたちが成長したときに考えるべきときがくるのかもしれません。
■ウーマンエキサイトで渋谷さえらさんの連載決定!
今回ご紹介した漫画の作者である渋谷さえらさんの作品が、なんとウーマンエキサイトでも楽しめるようになります!!
母親という立場に縛られることなく、自らの想いを率直に表現する渋谷さんならではの魅力をたっぷりお届けしたいと思います。
ぜひご期待ください!
渋谷さえらさん
母親の本音を鋭い視点で描く漫画がツイッター上でも話題のコミックライター。「母親らしさ」、「よき母親像」について、素直に切り込んで描いた内容は、母親が抱えるプレッシャーや苦しみを代弁し、多くのママたちから共感を呼んでいます。
●渋谷さえらさんのツイッター:@voxxx
●渋谷さえらさんのインスタグラム:@firedog510
●渋谷さえらさんのHP:「現筒」
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