連載記事:ワーキングママのミックスツインズ日記
双子を迎えるための心構え~子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法~【ワーキングママのミックスツインズ日記 Vol.1】
2018年11月に男の子と女の子の双子のママとなった多屋澄礼さん。ワーキングママとして双子を育てるリアルな日々を綴る連載です。
はじめまして、妊娠34週を迎え、お腹のサイズが限界値にきている多屋澄礼です。
普段はショップのディレクションやファッション誌などをメインに、ライターや翻訳の仕事をしているのですが、さまざまな仕事をしながらの双子妊娠はとても苦労が多く、振り返るとぞっとすることもありますが、妊娠の期間を楽しむために心がけていたこと、双子を迎えるための準備、そして生まれてからのことを綴っていこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
双子を迎えるために心がけていること、それは「夫との平和な関係」
双子のために準備するものって本当に沢山ありますよね。ベビーカーはタテ型がいいのか、横並びがいいのか。
双子ママのブログを読みあさったり、まとめサイトを参考にしてみたり。
「これ、欲しい!」と思えるデザインのベビーカーはだいたい一人用で、泣く泣く諦める日々が続いています。
そして、実際に赤ちゃんが生まれてこないと決められないことがたくさんありすぎる!! 仕事をしていて、先々のことが決まっていないとフラストレーションが溜まる私としてはとても辛いんです…。
そして、そのフラストレーションをついつい夫にぶつけてしまいがち。「生まれる前からこんなに大変だったら、生まれてからどうなっちゃうの?」と不安が募ります。
そんな不安を解消とまでは言わないですが、緩和させてくれる本に出会いました。『子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法』<太田出版/ジャンシー・ダン/村井理子(訳)>
私と同じように音楽やファッションの記事を書いている、ジャーナリスト、ジャンシー・ダンが実際に子どもを育てながら、家事や育児の不平等さを面白おかしくエッセイにしたものなのですが、実際に直面したトラブルにどんな風に対応したらベストなのか、家事や育児を手伝ってくれないと、不平不満を抱かず、どう上手く育児、仕事、家の様々なことをこなしていけばいいのか、沢山のアドバイスが詰まっていました。