コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
なぜなぜ期の4歳児に困惑! すさまじい「なんで?」攻撃への最終回答【コソダテフルな毎日 第103話】
私:「それはしいたけの『ひだ』だよ」
長男:「なんでこんなんなってるん?」
私:「えっと~~…(記憶をたどる)そのひだに胞子が生えるからだよ」
長男:「……!? ほうち!? ほうちって何?」
私:「胞子っていうのはきのこの赤ちゃんの事」
ここまで伝えたら引き下がっていきそうなものですが、まだまだ食いついてきます。
えーーーん!!
私:「傘の裏にできた胞子がそのうち自然にはじめて飛んでいくの。そのためにここにできてるんだよ」
長男:「なんで? おちぇーて?」
あかーーーーん!! 全然納得せーへん!!
私:「風に乗って飛んでった胞子からまたきのこが生えてくるようになってるの。
そのために傘の裏にできて空を飛んでいくんだよ」
長男:「え、じゃぁさ、ピーチクパーチク!!!!
なんで?
おちぇーて?
ひぃぃいいいいいーーーー!!!!
なんでおちぇーて坊や、すさまじ~~!!
ハートのしいたけひとつでこんなに食いつきますーーー!?
だんだん答えのレパートリーがなくなってきて、最終回答これ。
だってそうとしか言いようがないんだもん!
ひとつひとつ丁寧に答えていきたい思いはあっても、そう何度も何度もおなじ質問され続けたら、だんだんと面倒くさくなってきて返事が適当に…。
長男:「なんでこんな仕組みになってんの!?」
私:「うん」
長男:「なんでうん。なん? うん、じゃない! ちゃんとおちぇーて!」