イラスト:ちゅいママ
ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事
「“怒らない育児”無理だった! 怒る&反省を繰り返した私が出した答え」で、
“子どもを怒ってしまうこと”に関してのアンケートを実施しました。
どんなママだって、わが子を怒らず毎日を過ごしたいもの…。しかし、相手は子ども。親の望むどおりに動くことはまず無理だし、ビックリするようなことをしでかして、その日のスケジュールや大事なものをおじゃんにしてしまうこともあります。
そんなとき怒らず、いつも冷静に対応できるとは限りません。感情的に怒ってしまって、あとから後悔してしまう…。どんなに穏やかなママでも、一度はそんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。
“子どもを怒ってしまうこと”は多くのママが抱える悩みですが、気軽にママ友に話せない&聞けないテーマと言えるかもしれません。そこで、今回はママたちが日々
どんなことで子どもを怒っているのか。また、
どんな状態だと怒ってしまいやすいのかを、アンケートから探っていきます。
■“怒ってしまった”ことに自己嫌悪するママたち
今回のアンケートで、「子どもを怒りすぎてしまい反省することはありますか?」との質問をしたところ、
「よくある」が69%、
「たまにある」が26%で、合計すると
「ある」と答えた人が95%にものぼったことになります。
Q.子どもを怒りすぎてしまい反省することはありますか?
よくある 69%
たまにある 26%
ほとんどない 4%
全くない 1%
その他 0%
コメントでは、「ささいなことなのに怒りすぎてしまう」「怒り出すとコントロールがきかなくなってしまう」といった声が多く集まり、ママたちが自分を責め、どうにかしたいと思っていることがわかりました。
■悲劇のヒロインタイプのママの場合
イラスト:ちゅいママ
ちゅいママさんは、次男くんが生まれたばかりのときに、なかなか遊んであげられない長男くんのために公園に行こうとしたら断られたため、怒ってしまったと言います。
このエピソードには、「うちもあります!」の声が多数。
わが子のために良かれと思ってやった行動を拒否され憤慨するママ。「あなたのために、私を犠牲にしてまで…」とはいかないにしても、悲劇のヒロイン気取りは、子どもにとっては迷惑でしかないのでしょうか。もしそうだとしたら、親としてはやっぱり悲しいです!
自分が子どものために昼間がんばって準備段取りしたことをぶち壊されたとき、いつも過剰に怒鳴りつけてしまいます。子どもからしたら
ママが勝手にやったことに過ぎないでしょうし、望んでないかもしれません。
でも過剰に怒るときって、日々のささいなことが積もり積もってるのもあるんです。毎日同じことを注意し、本人も一応謝ってくるけど、またすぐ同じことをする。
そんな毎日に疲れているんだろうな、と自分なりに分析しています。でもその対処法は現在進行形の私にはまだ見つけられていないのが現状です。はぁぁ~
「私ががんばってこうしてあげるのに、なんであなたたちは言うことを聞かない?」。まさに、子どもにとっては
ありがた迷惑(笑)。息子たちを支配しようとしていたんだと思う。私はがんばっているのに…。子どもたちの成果は私の成果。子どもたちが悪いことをしたら、いつも一緒にいる母親の育て方が悪いから…そんな意識が無意識に働いていたんだと思います。
■スケジュール完璧主義ママの場合
ママたちがどんなときに子どもに怒ってしまうのか、コメントから見ていきましょう。まずは
「スケジュールどおりいかないとイライラしてしまう」ママ。朝、出かける準備の時間に、子どもを怒ってしまうママはとーっても多いのではないでしょうか?
なかなか起きない、何度注意しても準備が進まない、前日に用意すべきものができていなかった…。もう毎朝噴火です!
4歳双子の男×男の母です。朝の自分の出勤時間にあわせての保育園の準備のときに、朝寝起きが悪いうえに行動が遅かったり、出した朝食が気に入らなかったりすると、ついつい焦りでイライラして怒ってしまいます。
怒れば保育園に行くまでも不機嫌になり、良いことないのはわかってる。自分も朝弱いくせに、子どもには大人げなく「アプリのオニが来る!」とか恐怖心を利用してしまいます…。悪いなぁと思いながら。
夜の就寝時間も遅く、なかなか寝ないと、楽しく終わりたい一日の終わりに泣かせてしまうことも。あー本当に反省します。
時間に追われているとき。幼稚園の送迎のバスが来る、病院の予約の時間、寝かせる時間、などなど…。「この時間までに●●しなくてはいけない」と言うときに限って、出かけない、準備をしない、準備が遅い、できる準備を自分でしない…そんなときに怒り過ぎてしまうことがあります。