今、育児がつらいママへ「あなたががんばったから、10年後のこの子がある」
■つらい“今”はいつか終わる。自分だけという不安は持たないで
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筆者は息子が生まれて間もない頃、睡眠不足が続き「私にはもうゆっくり眠れる日が訪れないのかもしれない…」と思ったのを覚えています。「夜間授乳がなくなれば今より眠れるようになる」と聞いていましたが、“今”が永遠に続くように感じていて、悲観的にしか考えられなかったのです。
コメントの中でも、そんな果てしない不安に襲われていた過去の自分へのアドバイスがありました。
イヤイヤ期は終わりが来る。何であんなに泣くのか理解できなくて毎日一緒に涙を流してた自分に、出口があることを教えてあげたいです。
「明けない夜はない」です。ひとつ解決したと思えば、あらたな悩みや不安や心配事がやって来る育児ですが、渦中にいるときはいつまで続くのか? 永遠に解決されないのか? と泣きたくなったものですが、あとから振り返れば点のような短期間だったなと思います。
必ず闇から抜け出て、進化を遂げるのです。
あと、
コレってうちだけ? という不安は持たなくて良いということ。ほかのお宅も言わないだけで似たりよったりの問題や不安を抱えていると思えるようになりました。ウチだけ苦戦して、よそのお宅はスマートにこなしているように見える「だけ」です。
次から次へと出てくる悩みや心配事。解決されれば悩んでいたことすら忘れてしまう…なんてこともありますよね。でも、そのひとつひとつに向き合った経験が、親子の絆を強くしたり、ママの力になっていくのだと思います。
■大丈夫! 子どもたちの生命力を信じよう
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一方、過去の自分に“反省”“後悔”しているママもいました。
お風呂上がり。わが子泣いてても死ぬわけじゃないよ。そんな慌てて服を着せなくても大丈夫。それより自分のお肌。化粧水くらいつけてあげて。細胞が死んでるよ!
もうちょっと、自分の体をメンテナンスしたほうがいいよ。それが結果子どものためになるから。
わが子を優先しすぎて、自分をおろそかにしたこと。
悲しいですが、数年後のお肌や体調にはしっかり出てきちゃうものなんですよね。また、こんな反省コメントもありました。
「いまは見守っておこう! お口チャック! 好きにやらせてあげて!」。
長女のとき、私があれこれ神経質になりすぎて子どものやることにいちいち口を出していました。黙って見守ることがあまりできなかったんです。そんな長女は現在5歳ですが、慎重派というか何をするにも“おっかなびっくりな性格”に。やっぱり私の影響ですよね…? 最近はチャレンジ精神で大胆にぶつかっていくことも増えてきていますが、赤ちゃん時期からもっと自由に何でもやらせてあげれば良かったなと思っています。
「母乳にこだわらなくてもいいよ。
離乳食も、市販のものでいいよ。世の中のすばらしいお母さま方は、しょせん他人。子どもの母親は、あなただけ。
他人の意見に惑わされないで」と、伝えたいです。
子育て中のママは、子どもの危険や体調にかかわることに対して神経質になったり、他人の何気ない一言にすごく敏感になるものなのではないでしょうか。よく考えるとそんなに心配するほどのことではなかったのに、不安を止められない…。
ほかに「汚れてもいいから、もっと外で遊ばせればよかった」「先回りしすぎて、挑戦できない子に育ててしまった」というコメントもあり、ママたちがいろんな思いに揺れながら子育てしていることが垣間見えました。