“家族の形”って、家庭でそれぞれ違うと思うのですが、同じ家庭でも常に変化しているものだと思うのです。我が家も家族が増える度に変化してきた歴史があります…。
交際していた時は、ママンは口数少なく、まさにおしとやかな女性でした。
いつも進む道はパパンにゆだね、自分からグイグイ行くような人ではありませんでした。
妊娠・出産を目の当たりにすると一気に関係性が変わります。
毎日変化していくお腹を見ると、生命の誕生を身近に感じ、ママンが神々しく見えました。
まるで卵が割れないように慎重に接していたのを思い出します。ママンの顔立ちも一気に母親の顔に変わり、パパンの方が遅れて父親の自覚を持った気がします。
ここで旦那が拗ねたりすると夫婦関係がこじれるんでしょうが、我が家の場合は自営業だったため、出産やその後の育児の大変さがよく見えました。
育児のことを我が家では
“部活”と呼んでいましたが、おしとやかでは母親は務まりませんからね。
ママンがたくましくなっていくのも理解できたのです。寝る間を惜しまず育児に専念してくれるママンに感謝しかなく、
次第に頭が上がらなくなったのもこの時。