連載記事:赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド
赤ちゃんをお風呂に入れるタイミングって? パターン別スケジュールのコツ【赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 第5話】
■上の子がいる場合のスケジュールのポイント
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もう1つ多い質問は「上の子のいる場合は?」というものです。
上の子が、ちょうど幼稚園に通っている場合、お迎えの時間がお昼の2時くらいだと、下の赤ちゃんのお昼寝時間と重なって生活リズムが作りづらいという現状があるようです。
赤ちゃんが小さいうちは、午後のお昼寝を11時頃に早めるのもひとつのやり方です。また、ベビーカーで寝てくれる子の場合、お迎え時間の少し前からベビーカーの上で寝てもらうのもいいと思います。
また、途中で起きてしまって、十分お昼寝ができなかった場合は、夕方にもう少し寝かせてあげましょう。
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下の子の場合、上の子に付き合わされることで、どこででも寝られるようになる子が多いようです。あまり神経質にならず、赤ちゃんの機嫌をみながら調整してあげてください。
夜は、上の子のリズムに合わせて寝るのが遅くなるという悩みを抱えているママも多くいます。
これは、上の子も寝るのを早くして、一緒に寝かせることで解決できます。兄弟みんな一緒に、夜8時に寝られるように、生活を整えてみましょう。
そうすると、子どもは朝スッキリ起きられるようになり、日中の機嫌もよくなります。
3ステップ最後の「寝る前30分のイチャイチャタイムを作ろう!」は、兄弟のいる場合にもとてもおすすめの習慣です。
下の子に授乳しながら、上の子とピッタリくっついて座り、上の子の小さい頃の話やお腹にいた頃の話を聞かせてあげてください。
上の子がお話ができるようなら、その日にあったことをじっくり聞いてあげてもいいですね。
ママが上の子に「大好き」という気持ちをしっかりと伝えることで、下の子が生まれてから始まった夜泣きや赤ちゃん返りも改善するかもしれません。
また、一緒に寝かせることでママも自分の時間が持てて、とても快適な習慣になると思います。ぜひ試してみてください。
『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』著:清水悦子、監修:神山潤(かんき出版)
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