連載記事:きれいなママは腸が違う? ママのための美腸活
腸が元気になる料理「朝メニュー、夜メニュー」おすすめ食事例【きれいなママは腸が違う? ママのための美腸活 第3回】
■朝食の美腸メニュー:子どもにはオリゴ糖、パパには果物
――食物繊維と発酵食品が大事なんですね。朝食にはどんなものを食べるといいのでしょうか?
小野さん:朝は腸にとって排泄(はいせつ)の時間です。起きてコップ1杯の水を飲んだら、しっかりと便を出すために、ビタミンやミネラル、酵素が豊富な果物や野菜がとれるといいですね。
ただし、食べすぎると消化にエネルギーをとられてしまうため、量は控えめに。野菜と一緒にスムージーにするのもおすすめです。炭水化物もおかゆにするなど、消化にいいものを選んでみてくださいね。たんぱく質は卵料理でとるといいですよ。
――子どもやパパ向けにおすすめなものはありますか?
小野さん:はい。
子どもにはオリゴ糖が多く含まれるバナナや玉ねぎ、きなこなどをぜひ取り入れてみてください。日本人の子どもの腸には善玉菌であるビフィズス菌が多いと言われており、善玉菌のエサになるオリゴ糖を多めにとれるといいですね。
パパにはぜひ、コーヒーの代わりに果物をとるようにすすめしましょう。果物をあまりとらないパパもいるかもしれませんが、朝から果物をとれば水分もとれますし、おなかの調子も良くなります!
<朝食メニュー例>
・りんご1/2個、キウイ1個など旬の果物、野菜料理
・おかゆや、やわらかめのごはん
・ゆで卵やスクランブルエッグなど卵料理
――パン派におすすめのメニューはありますか?
小野さん:パンを選ぶ際には、雑穀入りのパンにするなどミネラルや食物繊維がとれるパンがいいですね。サラダや野菜スープで野菜もとりましょう。