コミックエッセイ:そんたんママときーちゃんの「はじめてづくし」
靴選び「親の趣味」を押し付けようとした自分にハッとした瞬間【そんたんママときーちゃんの「はじめてづくし」 第2話】
■お気に入りの靴を買ったら、子どもが変わった!
家で満足げに赤いスニーカーを眺めている息子を見ていたら、最初はその良さがよくわからないと思っていた自分も、それがなんだかかっこよく思えてきました。
はくと変身したように気持ちが強くなるようで、「せんせいにみせるんだ!」と、夏休み中の保育もナイーブになることなく、元気に通えました。
そして、ある日お迎えに行くと、しょんぼりした感じで「おすなばであそんだら、よごれちゃた」と言いました。
(まあ靴は汚れるもんだしな)と適当にあしらっていたら、「ピカピカになるよ!」と、なんと自分からティッシュでスニーカーを磨き始めました。
お気に入りのスニーカー効果すごい…!!!
■靴選びでわかった「くだらない親のこだわり」
以来、靴は息子が自分で選ぶようになりました。
相変わらず男子デザインのスニーカーも、ちょっとサイズが大きすぎやしないか? と思う長靴も、彼の大切な持ち物です。
ママはいろいろ考えてますから、靴に限らず、言いくるめちゃうことって結構あると思うんです。
けど、
子どもも大人と同じくらい考えているんだと気づきました。
あの時くだらない親のこだわりで、ほかの靴を買わないで良かったなぁ…としみじみ思うのでした。
そんないいことづくめの“彼が選んだ”ファーストシューズで唯一困ったことと言えば…冠婚葬祭の時くらいですかね!
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