子どもが生まれたって夫に恋してる!チッチママが描く「夫婦の愛が消えない子育て」
『ゆっくり家族になろうよ』チッチママ著(KADOKAWA)
キュートなイラストで心あたたまる家族の日常をつづるコミックライターのチッチママさん。
インスタグラムのフォロワー数は11万人にものぼり、ウーマンエキサイトでの連載
『チッチママ&塩対応旦那さんの胸キュン子育て』でも毎回多くの反響を得ています。
チッチママさんの描く作品は、癒し系の育児漫画におさまらず、
「夫婦と恋心の両立」を体現した家族のあり方を描き、読むたびに甘酸っぱい気持ちにさせてくれる新感覚の育児漫画なのです。
そんな夫婦の愛がたっぷりちりばめられたインスタグラムの絵日記をまとめ、多数の書き下ろしを加えた書籍
『ゆっくりと家族になろうよ』では、子育てを通してさらに深まる夫婦の絆や家族で助け合いながら生きる喜びを感じられる1冊。
インスタグラムでは語られなかったチッチママさんの素顔や育児を巡る夫婦のエピソードなど、心に刺さる作品が数多く収録されています。
■子どもが生まれても…!胸キュンが止まらない夫の生態
チッチママさんの作品を魅力的に彩る人物といえば、クールでポーカーフェイスな旦那さんの存在。
口数が少なくて、そっけないかと思いきや、実はあたたかくて、思いやりがあって、家族を愛するまっすぐな姿に、心をズキュンと撃ち抜かれることもたびたび…。
そんな旦那さんにいつまでも恋心を忘れないチッチママさんとのやりとりは、胸キュンのシャワーを浴び続けるような感覚です。
『ゆっくり家族になろうよ』より
そもそもラーメンにジェラシーを感じるって、生身の人間にさえ嫉妬することが減る夫婦関係において、まさかの境地!
そして極め付けの「頭ぽんぽん」。
『ゆっくり家族になろうよ』より
正直、夫婦になっても恋人同士のように甘えたり、甘えられたりする関係をうらやましくないと言ったらきっと嘘になる気もするけれど「もう家族なんだから…」と割り切り、先頭に立って育児や家事を取り仕切るのが妻の役割のようになっているのも現実。
多忙な毎日を気を張って過ごすなかで、気づけば夫に対して素直に甘えることに抵抗を感じる妻たちも決して少なくないのではないでしょうか。
「私が頑張らなくちゃ」という強すぎる想いが、ときとして夫との壁を作り、心を硬くすることにつながるならば、チッチママさんと旦那さんとの関係は、お互いがお互いに対して、素直かつ正直な気持ちで向き合っている証拠のようにも感じられます。
口数も少なくて、不器用な旦那さんだけど、妻への愛にいつだって素直で正直であるからこそ、夫婦の心はとけあい、混ざり合い、いつまでも恋の灯火は消えないのかもしれません。