■やっと産婦人科に着くも、助産師さんに言われたのは…
土曜日の産婦人科は鬼のように混んでいました。検診の予約日でもなかったので、問診票に「尿が出せない」と書いて待つことに…。
寒気がしだしてガタガタ震えながら待った末、助産師さんに言われたのは…
膀胱炎(ぼうこうえん)かどうか検査をしたいから採尿してきてください…ということでした。
しかし、切羽詰まっていた自分は、周りを気にする余裕もなく助産師さんにすがりつきました。
■はじめての分娩台、はじめてのカテーテル
そこで急患扱いにされたようで、すぐさま診察のために分娩台へ。
思いがけずはじめての分娩台。
「何週の妊婦さん?」
「おしっこが出せないらしいよ」
「そんなことあるの?」
裏で助産師さんたちのヒソヒソ話が聞こえたあと、てきぱきとカテーテルを入れられ、下っ腹をぐいぐい押されました。
「一応妊婦なんだけど、おなかを押されて大丈夫なの?」と思っているうちに、あれよあれよと処置が終わり、長かったトイレの悪夢がようやく終わりを告げたのでした。