■暗い闇の中、息が苦しい! 突然起こった「過呼吸」
かー!! いま考えると、
「なんて短絡的! 極端! なんで急にそうなる! 扱いにくい妻ーーーー!!」
と思ってしまいます。
でも、そのときはなんかもう心身ともにまいっていたからなのか、暗い暗い闇の中にいる感じで、どんどん悪い方にしか考えられなくなっていたんですね。
自分で考えた(しかも、なかばねつ造に近いような)悪い言葉がぐるぐると頭の中をめぐり、目が回ってしまいそうでした。ええ、思い切り病んでました…。
そしてメールを打ちながら、どんどん鼓動と呼吸が早くなり…。だんだん息苦しくなって、嗚咽しながら、たくさん息を吸いました。
息が苦しい!こんなにたくさん息を吸ってるのに、苦しくて仕方がない!
そして、手足の感覚がなくて、なぜか変な形で硬直して動かない!
初めてのことで、これが
「過呼吸」によるものだともわからず、突然の症状にパニック状態になってしました。
■夫に抱きしめられながら、涙とともに気持ちを伝えたら
優しく背中をさすってなだめる夫のぬくもりを感じていると、少しずつ落ち着いてきて。15分もすると、息も整い、手足の硬直もほぐれてきました。
私の様子が大丈夫そうだとわかると、夫はキッチンに行ってホットミルクを持ってきました。
「これ飲んで、落ち着こう。どうしたの?」
ホットミルクのぬくもりに癒やされて、心も落ち着きを取り戻してきた私。これまで言えずずっと心にしまってきた、つらかったこと心細かったこと不安なことを一気に吐露しました。
夫はそんな私の言葉にびっくり。
「そんな風に感じていたことは全然気づかなかった。そんな風にさせてしまって悪かった」と謝ってくれました。