「女は家事育児」価値から脱出したい! 夫に「助けて」言えるまでの戦い【子育ては毎日がたからもの☆ 第54話】

子育ては毎日がたからもの☆

子育ては毎日がたからもの☆

忙しい日々の中では、子どもたちとの小さな幸せをつい忘れてしまいがち…。そんな「なにげない幸せ」を、インスタグラムで人気の2児のママ・ぺぷりさんが綴ります。ウーマンエキサイト描き下ろしのコミックエッセ…

昭和生まれの私からすると、新しいイメージの平成。しかし、そんな平成さえも古い時代となる日が来るとは…。でも、時代が代わっても、良くも悪くも昔からの考え方や慣習はなかなか変わらない。妊娠出産育児を経験してきて、それがあらためて身に沁みました。

■「男は仕事、女は家事育児」価値観で育ったママ

私の両親は、昔ながらの「男は外で仕事を、女は家で家事育児」という価値観。母がパートで忙しかろうと、家事は母が一人でがんばっていました。夜遅くに体調の悪い母がふらつきながら台所で作り置きをしていた姿が忘れられません。

そんな家で育ち、「家事と育児は私の仕事、私ががんばらないと!」という気持ちが私は抜けませんでした。核家族や女性の社会進出が進んだ現代社会では、そんんなやり方そぐわないとわかっていながらも…。

そしてそれは、自分を苦しめていたように思います。女性自身の意識も変えていかないとなと思い、ここで一句。

令和ママ川柳。OPEN子育て「力合わせ はじめて子どもの 親になる」

「力合わせ はじめて子どもの 親になる」

■昔ながらの価値観と専業主婦という負い目

女性しかできない妊娠出産が、ある程度女性中心になるのは仕方がない部分があると思います。でも「おなかで育てて生む」をできるのが女性であるだけで、妊娠出産は夫婦2人の問題。

でも、自分の体に変化のない夫は、どうしてもひとごとになってしまいがちなんですよね…。


そして出産後! 「育児は母親がするもの」と潜在意識があり、専業主婦という負い目を持っている私は、ワンオペは仕方ないと、乳児期はほとんど夫を頼れずにいました。

夫がたまの飲み会で、帰宅後ゆっくり自分のしたいことをするのも仕方ない。でも、寝室まで別にしてしまうと、完全に母子と父の間に溝ができてしまいました。


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