コミックエッセイ:おててつないで 〜なかよし兄妹の癒され日記〜
ママの罪悪感が「卒乳」を泥沼化…「まずい!」と気づいたときはイヤイヤ期【おててつないで 〜なかよし兄妹の癒され日記〜 第27話】
タイミングを見失った娘の授乳事情と泥沼化した卒乳の体験談です。
長男の場合。「離乳食が始まると昼間の授乳は少しずつ減り、1歳になるころにはおやすみ前の1回のみ。次第に、それがなくともスゥーっと寝入ることが増え自然と
卒乳…」
と、まるで育児書の一例のような卒乳でした。しかし、その後一度だけ夜におっぱいを欲しがって泣いたときに、オッパイを飲ませず、抱っこやおなかポンポンでムリヤリ(?)寝かしつけてしまったことがありました。
「本人のペースを無視してしまったかな」「無理強いしてしまったかな」と、ちょっぴり後悔が残りました。
■娘への負い目で卒乳タイミングを見失う
そんなわけで娘の授乳は「とことん付き合う!」に作戦変更。
これは当然、息子同様「娘も1歳前には
授乳回数が減るだろう」というのが前提だったのですが、とんだ目論見違いでした。
上の子がいると、生活リズムはどうしても
上の子中心になりがち。
下の子はベビーベッドでゆったりしてもいられず、上の子につき合って抱っことおんぶでアクティブに過ごし、その間、下の子ができる主張はオッパイのみ…。そのせいか、上の子以上に
オッパイへの執着が強くなったような気がします。
夜は、静かに寝てほしい一心で、ちょっとでもグズったら下の子にはオッパイを飲ませるという日々。気がつけば1歳を過ぎてもなお、
夜中の頻回授乳が続いている泥沼状態…。
夜の授乳も
夜泣きも、2回目となれば多少は「ゴールが見えているからがんばれる」はずだったのに、2歳近くなってもまだ終わらないとなると、ゴールなんて完全に行方不明。
とっくに通り過ぎているのに、コースを飛び出して意地になって市中を走り回っている感じです。