コミックエッセイ:子育ては毎日がたからもの☆
夫抜きの旅行が楽しすぎる! 幹事役に疲れた妻がムスメになる四世代旅行【子育ては毎日がたからもの☆ 第56話】
先日、私の祖母と、母と、子どもたちと、妹とその子どもたちの総勢8名で旅行に行きました。
四世代旅行です。
じつはこの旅行、数年前から半期ごとに行っていて、今回は5回目の集まり。もうすぐ90になる祖母は、長いこと小学校教諭をしていて、私が子どもの頃からいつもシャンと背筋を伸ばして凛としたイメージでした。
でも、久しぶりに会うと、いつの間にかしわしわのおばあちゃんになっていて…。娘と孫、ひ孫に囲まれながらの旅行が、楽しい思い出になりますようにと祈りをこめて、母と共同主催ではじめました。
■「すべて妻が仕切る」旅行に疲弊する…
もしかしたら「今回が最後になるかもしれないね」という言葉にできない気持ちを母と共有しながら、「これまでなかなかできなかったことをしよう!」コンセプトで、前回は嵐山で人力車に乗り、今回は琵琶湖の水郷巡りとなりました。
家族単位の旅行では、途中でも、やれ「肌寒くないか」だの「たくさん歩いたからちょっと疲れてるんじゃないか」だの「退屈していないか」だの、家族みんなが旅行を楽しめるように、私が最大限の気を張っていなければなりません。
なぜならうちの夫は疲れやすく、しかも待てない性格なので、旅行中はじわじわと気持ちがすり減ります…。