コミックエッセイ:今日もゆる育児日和

子どもに優しくできないのはママのせい? 「最近の母親は甘い」と言われて思ったこと【今日もゆる育児日和 Vol.4】

こんにちは!ウーマンエキサイトの読者のみなさん、中川マナです。

日本は夏休みですね。

子どもは楽しい夏休み、ママは大変夏休み…。

私たちも、今回初めてこちらで(セブ島)夏休みを経験しました。

移住したタイミングもあって、学校が始まるまで3カ月。

先日やっと新学期がスタートし、ホッとしたところです。

長かった…。

親「連れ出すもハード、家にいるのもハード」な夏休み

中川マナ



■「いいママ」ではないと自己嫌悪するママたち

「キャパMAX」な日が続くと、子どもにイライラしやすくなります…。

たとえば下の子が赤ちゃんで、睡眠時間がまちまち、かつワンオペ育児で、上の子がイヤイヤ期なら、もういっぱいいっぱい。

ときどきそういう状況のママさんからLINEをもらいます。


トイレ行こうか!→イヤだあああ→漏れたああああ→母もうわあああ

中川マナ



『子どもに冷たくしてしまう、怒鳴ってしまう、自分をおさえられない。自分は優しくない、いいママでない、と、夜子どもの寝顔を見ながら自己嫌悪しています』

というような内容です。

ありますよね、そういう夜。

それが続くとほんとうに苦しい。

でもその、「優しくない」、「自分が悪い」ってどの程度が本当なんだろう?

■「自分に優しく」が、「子どもに優しく」につながる

私は「人は環境の一部」だと思います。

人間関係、経済状況、睡眠など生理的なもの、社会や地域の慣習など…。

周りからの影響を受けないでいることは難しい。

特に、自分から近い人からほど、人は影響を受けます。

対人関係療法の考え方です、身近な人ほど大きな影響力。

中川マナ



人は周囲と影響しあっているのに、まだまだ世間は何かあると母親に責任を求めすぎです。

なので、そういう声を真に受けて自分を責めなくて大丈夫。

それより「子どもに優しく」の練習にもなるから、自分に心を寄せてあげたいです。

少し心に余裕ができてはじめて、今後どう変えていけるかを実践できると思うからです。


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