コミックエッセイ:そんたんママときーちゃんの「はじめてづくし」
「ぬり絵、好き?」えんえんと続く“ぬり絵地獄”にぐったり…我が家の場合【そんたんママときーちゃんの「はじめてづくし」 第7話】
■子どもの成長は突然に…ある日、息子のぬり絵が変化した!
ある日いつものように、きーちゃんが園からぬり絵を持ち帰ってきたので、「またか…」と受け取ろうとすると、「まだ、とちゅうだったんだ」と手に持ったまま。
もしかして塗り足りないのかなと思い、「続き、塗る?」と聞くと、「あしたももっていく」と言って通園リュックにしまいました。
はじめてぬり絵を2日かけて塗ろうとする、きーちゃんの姿がありました。
■ぬり絵ってすごい! 1週間かけた超大作完成
翌日、さらに塗られた絵を持ち帰ってきたので、「完成?」と聞くと「まだ」とのこと。
結局、1週間かけて1枚の絵を塗ってきました。
1週間飽きずに取り組む姿に「大したもんだな」と感心しましたが、ぬり絵の内容も、単色でぐりぐり塗るものから、色を使いわけて枠内を塗ろうと変化していることに気がつきました。
さらに驚いたのは、家で絵の具を使った時のこと。
今まで形にならなかったのが、クレヨンで形を描き、絵の具で内側をていねいに塗りだしたのです。その上達ぶりにビックリ!
そこではじめて、
ぬり絵はぬり絵の中だけにとどまらず、子どもの発達に大きな関わりがあるのだと実感しました。