コミックエッセイ:モチコの親バカ&ツッコミ育児
「育児しんどい」と思った日…母親失格と怯える前に大切なこと【モチコの親バカ&ツッコミ育児 第90話】
■子どもたちの気持ちを受け止めると、母の気持ちは…
二太郎に「姉ちゃんが体調悪いからおうちで遊ぼうね」といくら説得しても怒り暴れられ、イチコに「少しずつじゃないとまたゲーしちゃうから我慢しようね」といくら説明しても泣き叫ばれ、「お父さんと遊んどいで」「お父さんにしてもらったら?」もすべて却下。
四六時中2人にギャーギャー言われている状態。
とはいえ2人の気持ちもつらさもわかるから「もうワガママ言わないで」とも言えないし、2人の気持ちを受け止めるしかない。
となると、
私の気持ちの持っていきどころはない…。
そしてできることは、ただただ子どもたちをなだめるだけ。
昨晩しっかり寝られなかったこともあり疲れはピーク!
そんななか、イチコがたまたまお昼寝。
そのタイミングで二太郎がたまたまお絵かきをし始め、私はやっと誰からも何も言われない時間!
となったときに…
子どもから離れ、布団で大泣きしました。
もう限界でした。
■「育児しんどい!」って言いづらいけれど…
心にたまったイライラやストレスや疲れが爆発して、涙や叫び声になって私から噴き出した感じ。
こんなに大泣きしたのは、二太郎妊娠中に情緒不安定になったとき以来。
もう本当につらかったです。
ただ、ここで大泣きしたおかげで、
少し気持ちは楽になり、その日1日耐えられました。
私の様子を見て「これはヤバい」と悟ったチチオが、二太郎のイヤイヤが少し落ち着いたタイミングで二太郎を外遊びに連れ出してくれたので、異常なイヤイヤを繰り出す二太郎と離れる時間を持てたのも、耐えられた理由なのかもしれません。
その後、イチコは食べられるようになったら普段どおりに戻り、二太郎も数日後、異常なイヤイヤは落ち着きました。
そして2人が普段通りに戻っていく間に、私もいつも通りの親バカに戻りました。笑
それにしても、本当にこのときはつらかった!
「育児しんどい!」と心から思いました。
でも「育児しんどい!」って、とても言いづらいんですよね。
「母親失格なんじゃ…」って思ってしまいますし…。それに今回だと「病気でつらいイチコの方が、私よりつらい!」「外に出られない二太郎だってかわいそう!」と、子どもを気にかけて自分の気持ちをないがしろにしがち。
ただ限界を感じた私としては、「子ども優先とはいえ、
自分優先の時間も作らないと、結局みんなもっとつらくなる」ということを強く感じました。
これからも育児を楽しみたい!そのためにも、子ども優先の時間と自分優先の時間、両方を確保していこうと思いました。
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