コミックエッセイ:ズボラ母の三兄弟カオス日記
子どもを叱りすぎて反省! がんばっても報われない「ワンオペ育児」で思ったこと【ズボラ母の三兄弟カオス日記 第24話】
■地獄絵図と化するわが家
こごろうは「捨てられたくない」と抵抗しながら泣き叫び、だいごろうは大事な弟が捨てられてしまうのを悲しんで涙を流し、さぶろうはなんとなく雰囲気を察してギャン泣きをする。
私は鬼のように怒っているし、まるで地獄のような光景がひろがった。
そのとき思った。
時間に追われながら家事をこなし、3人の幼い子どもの育児でキャパオーバー。
ワンオペで心に余裕なんか一ミリもない状態でしつけまでしようとしてるんだから「がんばりすぎ」ていた、と。
こごろうは、始まったばかりの幼稚園生活をがんばっている。
そのせいで疲れて眠くて変なテンションになっているのに、怒鳴って思い通りにしようとしても言うことを聞くはずがない。
もちろん危険なことをしていたので、怒らなければいけないが、がんばりすぎて、結果的に地獄のような光景になってしまった。
そうなるくらいなら…
子どもとゴロゴロして、出前でもとればよかった。
心に余裕がない状態で、がんばり続けても、いいことなんてひとつもない。
だったら、がんばるのをやめればよかった。
晩ごはんをつくるのを諦め、子どもと話しながらゴロゴロすれば、こごろうは何度も机の上に乗らなかっただろう。
イライラしてばかりで、反省の連続。
私も子どももニコニコ笑っていられるようにしたいな。そう思った出来事でした。
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