コミックエッセイ:ウォンバット母さん育児中
「父親だから仕方ない」って…納得できるかっつーの! 父親参観でモヤモヤしたあの日のこと【ウォンバット母さん育児中 第25話】
私は迷いました。
私が行ってお父さんと交渉するべきだろうか?
でも…私がいきなり行って「娘が遊びたがってるので交代してもらえませんか?」とか言うのも違う気がするし…。
そもそも娘が自分で解決しようとしているのに親が入って行っていいものだろうか?
そんなことをグルグル考えていると、ふいに女の子のお父さんが娘の方に向き直りました。
おおお…!!
ついに気付いてもらえた!!!
娘の顔がぱあっと明るくなりました。
お父さん、気付いてくれてありがとう…!!!
と、思いきや
えぇぇぇぇぇ
残酷にもちょうどここで自由時間終了のお知らせが…。
教室に戻ってからの娘はもうテンションダダ下がり。
(遊具で遊べなかったこともありましたが、大人の男の人に叱られたのもショックだったようです)
やはり私が仲介に入るべきだったのではないか、あのお父さんに「いやいや、この子ずっと待ってたんですよ」と言い返せばよかったかも…と娘に申し訳なくなりました。
でもさすが子ども、しばらくすると元気を取り戻しお友達と遊びだしたのでホッとしましたが、私はモヤモヤを抱えたまま帰宅しました。
その晩、娘を寝かしつけた後夫にその話をしました。
当然一緒に怒ってくれると思いきや、夫から返ってきたのは意外な言葉。