コミックエッセイ:今日もゆる育児日和
イヤイヤ期の子どもの気持ちを疑似体験!? 海外移住で気づいた、うまく伝えられないことのもどかしさ【今日もゆる育児日和 Vol.6】
■言葉を細分化すると、冷静になれる
「最悪!」と感じたとき「どのくらい最悪なのか?」を細分化して捉えると、意外と冷静になれる、というのがあります。
実は、ひと言で言いがちな言葉ほど、色々なグラデーションがあるのです。
「最悪」という言葉、私も興奮するとよく使ってしまうのですが、これはその典型ですよね…。
気持ちを細かく把握できる人は、そうでない人に比べて3割も
感情のコントロールが上手だという調査結果があります。
例えば、
子どもが片付けなかったブロックを思いっきり踏んだときの「最悪」と、
パートナーの浮気が発覚したときの「最悪」は違いますよね。
おおざっぱに「最悪」と言いたいところを、別の言葉で言い換えていくうちに、「意外と気分で盛ってたわ…」と気づいて冷静になれることもあります。
単に「最悪」の代わりに「痛い…!痛すぎる」と言うだけでも良いですし、
私は軽めな言葉を選ぶようにしています。
気持ちは言葉にひっぱられるので、ユーモアを持って軽めな言葉にすると、ネガティブな気持ちが高まりにくいです。
■細分化していくには、「語彙力」が大事
違う言葉で言い換えていく方法は、大人が自分の気持ちを整えるのに使えるテクニックのひとつです。
でも、それも
語彙力があってこそ。
話せない、もどかしい、伝え方が分からない…
日本を出てみて、そんな気持ちを日々じっくり味わい中。
そして改めて子どもにも、
気持ちを表す「ことば」をたくさん教えてあげたいと思うのでした。
言葉といえば、文法がめちゃめちゃな英語…私ももう少し、頑張ろう…!
それではまた!
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