子どもの「お弁当袋」は簡単に作れる! 基本の作り方から本格的なアイテムまでご紹介
子どもの入園・入学を機にお弁当作りがスタート。わが子のために「かわいいお弁当袋をつくってあげたい!」 と考えるママも多いのではないでしょうか。
じつは意外と簡単に手作りできるのが「お弁当袋」なのです。
ベーシックなお弁当袋の種類と作り方から、切り替えや裏地を使った
本格的なお弁当袋の作り方まで幅広くご紹介します。 ハンドメイドが苦手なママも必見です!
お弁当袋の「種類」を把握しよう
「お弁当袋」とひとくちにいってみても、その形にはさまざまな物がありますよね。
理想のお弁当箱を作るため、まずは、基本的なお弁当箱の種類からチェックしていきましょう!
一般的な巾着型
お弁当袋といえば、一般的な「巾着型」の物を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
巾着型のお弁当袋の大きな特徴は、「開口部が大きく開く」という点です。中身を取り出すときはもちろんのこと、閉じる場合も紐をキュッと引っ張るだけなので、細かい作業に不慣れな小さな子どもでも安心して使えるでしょう。
巾着袋型のお弁当箱には、「紐が片側だけ通してあるタイプ」と「両側に通してあるタイプ」がありますが、中身の安定感を考えると「両側に通してあるタイプ」がおすすめです。
小さな子ども用として作るアイテムだからこそ、ちょっとした使いづらさにも気を使ってあげたいものですね。
子どもが入れやすい「横入れ型」
幼稚園・保育園に通う子どもたちの筋力・体力は個人差が大きいものです。なかには「巾着袋の紐を引っ張るのが大変」という子どももいるでしょう。
そんなときにおすすめなのが、「横入れ型」のお弁当袋です。
横入れ型のお弁当袋は、持ち手がなく持ち運びが多少不便ではあるものの、封筒のように横から中身を出し入れできるため、使用時に特別な力が必要ありません。
袋の口を閉じる方法は、「マジックテープ」「スナップボタン」「ゴム」など、さまざまな物から選べます。子どもと相談しながら選んであげられるとよいですね。
簡単かわいい! 基本のお弁当袋の作り方
では、いよいよお弁当袋の作り方を見ていきましょう! まずは、初心者でも気軽に挑戦できる、簡単かわいいお弁当袋の作り方を3パターン紹介します。
ハンカチで作る お手軽なお弁当袋
ハンドメイドの経験があまりない人の中には、「本格的に挑戦する前に、手近な材料を使って気軽に試してみたい」と考える人もいるでしょう。
そんな人におすすめなのが、「ハンカチ」を使ったお弁当袋作りです。以下、材料と詳しいステップを紹介します!
- 広げたハンカチの中心部に印を付け、4つの角を印に向かって折り込む
- 外周から1.5cm内側をぐるりと1周縫い、紐通し用のスペースを作る
- 適当な長さに切った2本の紐を、隣り合った2辺ずつ、紐通し用のスペースに通す(紐の端が向かい合う頂点の紐通し口から2本ずつ出るように)
- 同じ紐通し口から出た2本の紐の先を結ぶ(2カ所)
- 両サイドの紐を形を整えながら引っ張る
このお弁当袋のメリットは、袋を開けばそのままランチョンマットとしても使用できることです。ランチョンマットを別で用意する必要がないため、荷物もかさばらずうれしいですね!