コミックエッセイ:今日もゆる育児日和
「感情抑えめ」にしたらぜんぜん違った! 子どもに伝わりやすい「言い方」のコツ【今日もゆる育児日和 Vol.8】
ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、こんにちは。中川マナです。
「何度言っても、子どもに伝わらない」ということ、日々いろんなシーンでありますよね。
今回は、前の連載で少し触れた「自分を責めるのはよくない」の延長上にある
「子どもに何か伝えるとき、責める要素をオフにすると伝わりやすくなる」について詳しく書きたいと思います。
■「責める」要素があると、伝わりにくくなる!?
子どもに大事なことを伝えるとき、
「責める」要素があるかないかで伝わり方が全然違います。話を聞いた子どもが、伝えたことを実行してくれる度合いも違うんですよ。
というのも、我が家でこんなことがありました。
「9時に家族で出かけよう」と決めていたのに、時間になっても私の準備がまだで出かけられない。
夫はイライラ。その夫が、
A「7時って言ったよね? 朝、あのゆっくりしてる時間動けば間に合ったのに!」
と言ったときと、
B「7時って言ったのに…、間に合わなそうなら早めにタスク振って」
と言ったときがありました。
Aのときは「私のほうがやること多いのに!」的な反感が先に出てしまったのですが、Bのときは自然に「…ごめんなさい」となったのです。
そのあとの夫の話も「A:あーもー聞きたくない」と「B:聞いとこう」で分かれました。
何が違うのかなーと考えてみたところ、夫の
「言い方」が違う。Aは
責める気持ちが全面に出ているのに比べて、Bにはそれがないんです。
これは子どもも同じじゃないかな? と感じました。