コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
「もっと子育てすればよかった…」育児をしなかった夫、8年後の後悔【コソダテフルな毎日 第138話】
夫はどう感じていたのかというと、
どうしてあの頃もっと子育てに関わらなかったのだろうか…
と後悔したみたいです。
当時の夫はというとまだまだ父親としての自覚が足りず
(いや、もちろん自覚はあったのですが、「外で働くオレ」という大義名分のもと家の中では好きなように過ごしていました)
次男が赤ちゃんの頃の記憶がほとんどありません。
オムツも年間で10回も変えていません。
休日は昼過ぎまで寝る。
子ども達が遊ぶのは自分の気が向いた時だけ。
平日は夜遅くまで仕事。
たまにしかない休日は自分の休息のためにあてる。
そういう生活でした。
でも当時は別にそれがダメだとは思っていなくて、
「世の父親ってだいたいこんなもんだ」
と思って過ごしていました。
私も最初こそもっと手伝ってほしいとぶつかりましたが、どんなにぶつかっても改善するどころか離れていくばかりなので、いつの間にか夫はお金を稼いできてくれるだけでいいと期待しなくなりました。
そんな私達夫婦が、時を経て、今、思うことは…
お互い後悔をしているんです。
一番子ども達に手がかかったあの頃に、
もっと育児に参加してくれていればもっと楽しい思い出にできたのに。
もっと育児に参加していればもっと楽しい思い出が増えたのに。
皮肉なものですね。
当時の私達2人がお互い諦めたものが、今では後悔の種になっているんですから。