子育てだって人それぞれでいいじゃない? 「親だからこうあるべき」に振り回されない子育てのヒント
■完璧でないわが子を見守ることも親としての大切なつとめ
祖母の言葉に対して「聞こえない」フリを徹底することにしたこっさん。その時の決意をこのように記しています。
子どもにもそれぞれ個性があって、必ずしも親の思い通りに育てることなどできないという現実。
子どもだって1人の人間であり、それぞれのペースがあり、心がある…。
わが子だから言っても、親が子どものことをコントロールできないからこそ、育児には難しさがつきまとうわけなのです。
大抵の親は、子どもことを一番に思っています。
偏食だと、自分の料理のせいじゃないか
人見知りだと、自分がもっと周りに関わらせないからじゃないか
手が出ちゃう子だと、自分がちゃんとしつけないからじゃないか
周りに迷惑かけないようにとか
周りに変な子だと思われないようにとか
それであっても、子どもを責めないようにとか。
いろんなことを考えながら
子どもの健全な成長を見守っているんです。
出典:こっさんブログ『甘辛ミックス』
そうこっさんが綴るように、親は子どもの個性を理解したうえで、子どもを頭ごなしに責めたり、否定したりせず、いかにしつけを行うかに頭を悩ませるもの。
「できないこと」が「できるようになる」までには時間はかかるのが当たり前であり、まだ小さな子どもたちに完璧を求めること自体、親の苦しみをより助長させるにすぎない理不尽な要求でもあるのです。