【医師監修】メープルシロップはいつから赤ちゃんにあげてOK?
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癒やされる香りと甘さが特徴的で、スイーツには欠かせない甘味料のメープルシロップ。
赤ちゃんには、いつから与えても大丈夫? どれくらいの量でどうやって与えればいいの? はちみつとの違いは? そんな疑問を持っているお母さんも多いでしょう。
そこで、メープルシロップの赤ちゃんへの与え方を調べてみました。
イシハラクリニック副院長 石原新菜 先生
小学校は2年生までスイスで過ごし、その後、高校卒業まで静岡県伊東市で育つ。2000年4月帝京大学医学部に入学。2006年3月卒業、同大学病院で2年間の研修医を経て、現在父、石原結實のクリニックで主に漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたっている。クリニックでの診察の他、わかりやすい医学解説と、親しみやすい人柄で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。
著書に、13万部を超えるベストセラーとなった『病気にならない蒸し生姜健康法』(アスコム健康BOOKS)をはじめ、『「体を温める」と子どもは病気にならない』(PHP研究所)等30冊を数える。
■メープルシロップとはちみつは違うもの?赤ちゃんは平気なの?
メープルシロップとはちみつ、癒やされる香りと甘さが特徴的なスイーツに欠かせない甘味料ですよね。でも、はちみつを赤ちゃんに与えるのは問題があると聞いたことがありませんか? それってメープルシロップも同じなのでしょうか?
メープルシロップとはちみつの違いや赤ちゃんへの与え方を調べてみました。
メープルシロップとは
メープルシロップは、ムクロジ科カエデ属の落葉高木。この樹からとれる樹液を高温で煮詰めたものになります。これを固体状になるまで煮詰めたものがメープルシュガー、急冷し撹拌(かくはん)してクリーム状にしたものが、メープルバターです。
世界的にはカナダ南東部からアメリカのニューイングランド地方でとれるメープルシロップが有名です。この地方での生産量が多く、品質も良いことから世界中で知られています。
日本では埼玉県の秩父や山形県産のものが有名です。
はちみつとの違い
はちみつはミツバチが花の蜜を集めて巣の中で加工し、貯蔵したものです。メープルシロップとよく似ていますが原料となる素材が違います。
また、はちみつにはボツリヌス菌など土壌に存在する雑菌が含まれています。ボツリヌス菌は熱に強く、加熱しても死滅しないことが多いため、腸内環境が整っていない赤ちゃんに与えると、ボツリヌス菌が腸内で増殖し毒素を排出。乳児ボツリヌス症を発症することがあります。
ですから、はちみつは1歳を過ぎるまで与えないようにと厚生労働省からも通知が出されています。
参考サイト:厚生労働省「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから」
なぜ赤ちゃんにあげていいの?
メープルシロップは、はちみつとは違いカエデの樹液を煮詰めたものです。
赤ちゃんに食物アレルギーがない場合は、はちみつに代わる甘味料として使用することが可能です。
■実は赤ちゃんにおすすめのメープルシロップ、いつからあげていい?
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では、赤ちゃんにメープルシロップを与える場合、いつから可能なのでしょうか? 摂取量に制限はあるのでしょうか?
メープルシロップは10カ月からOK
赤ちゃんにメープルシロップを使用しても良いのは、生後10カ月ごろからになります。
高温で殺菌処理されてはいますが、中には食物アレルギーの反応が出る子もいるかもしれません。また、甘みが強いため、体への刺激も強いことから、様子をみながら少しずつ与えたほうが良いでしょう。
離乳食の鉄則! 最初は少量から
ママがパンケーキにかけるようにメープルシロップを赤ちゃんに与えることはしないようにしてください。どんな食材でも同じですが、赤ちゃんに与える場合は、最初は少量からです。
食べた後の体への反応をみながら、少しずつ量を増やします。消化器官が成長する3歳までにやっとスプーン1杯の量が食べられるようになるのが目安です。
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