子育ては「すこし寂しくて、すごくうれしい」 戸惑いながら進む「子育て1年生」ママの記録
■子どもの成長は寂しさもうれしさも半分ずつ
初めてのハイハイ、つかまり立ち、ヨチヨチ歩き…。赤ちゃんの成長ってとってもかわいくて、それを近くで見守れる親という立場はとても幸せだと思います。
だけど、子どもの小さな時期って本当にあっという間で、ちょっと寂しい気持ちがあるのも確か。
ちひろさんは、そんな気持ちを
「すこし寂しくて、すごくうれしい」と表現しています。なにげない言葉ですが、10数年続く「子育て」を言い表すのに、とても的確な表現だなあと思いました。
きっと親になると、この気持ちとずっとつき合っていくことになるんでしょうね。
また、子育てのちょっとしたうれしさを夫婦で共有する微笑ましい場面のイラストも収録されています。
「こんにち歯」は、ちょこんと小さい歯が生えてきたときのこと。
赤ちゃんの成長は目まぐるしくて、ついつい見逃してしまうこともあるけど…。こんなふうにひとつひとつ大切にできたらステキですね。
「共有したいの」は、ラブラブ夫婦なちひろ家ならではのエピソード。息子のことを一番に報告したいのは「大好きな夫」とのことですが、うんちのことまで電話で共有しようとするちひろさんに、クスッと笑ってしまいました。
初めての育児をちひろさんの感性で綴った記録。
共感するところが多いのはもちろんですが、「そんな見方や考え方があったんだ!」と発見もたくさんあると感じました。