コミックエッセイ:メルヘン男子とPOWER PUFF BOY

赤ちゃんへの声かけが恥ずかしかったあの頃、今では…【メルヘン男子とPOWER PUFF BOY 第27話】

こんにちは! 3人の子育てに奮闘中のArareです!

今回は出産直後、病院でのエピソードをご紹介します。

■恥ずかしさが勝っていた第1子

私が入院していた病院は母子同室ではなく、決められた時間になると、入院中のママ達が授乳室に集まって授乳をするというスタイルでした。

長男を出産したとき、入院中はこの授乳の時間が我が子と触れ合える唯一の時だったので、楽しみで仕方ありませんでした。

はぁ~。これが新生児かぁ。何てちっちゃくて可愛いんだぁ。

保育士をしていたので赤ちゃんには慣れていると思ってましたが、新生児を見るのは初めてで、こんなに可愛いのかと感動したのを覚えています!

心の中で可愛い〜! を連発しながらオムツを替えたり授乳の準備をしていたとき…

ふと周りを見てみると…、周りのママたちが赤ちゃんに話しかけている…

私以外のお母さん達は我が子にたくさん話しかけている事に気づいたのです。


私も心の中ではオムツを替えながら、おっぱいをあげながら色々話しかけていたのですが…

どうしよう…私も周りの人達みたいに赤ちゃんにいっぱい話しかけたいって思うのに…

人目を気にしてしまうタイプの私はそれを声に出すのが恥ずかしいと感じてしまい、周りのママ達みたいに自然に赤ちゃんにお話することができなかったのです。

保育士として働いている時はそんな事気にならなかったのに…
母として我が子に接するのは生まれて初めての体験だったからかもしれません。

私もあんな風に、人目とか気にせず自然に話しかける事ができるようになるのだろうか…。とちょっと心配しながら退院していったのでした。


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