連載記事:パパママの本音調査
【夫婦の恋愛感情調査】恋心がよみがえる瞬間、男女として成り立つコツ【パパママの本音調査】 Vol.356
最後に、夫婦関係についてのコメントをいくつかご紹介します。
「夫婦って、性格の違う者同士が一緒になって、子どもが生まれて子育てをして、ケンカもしながら人生を歩んでいく修行の場。嫌いになるより、好きになる努力を惜しみなくすることが大切だと思います」(北海道 50代男性)
「気づかせたのは震災。相手の安否がわからなかったとき、いてもいなくても変わらないって思っていたのに、『戻らない』って思ったあの時の気持ち。たまに振り返って、あの日を思い出します」(宮城県 40代女性)
「何かをしてもらった時、手を貸してもらった時、さ細な事でも『ありがとう!』と言っています。嫌でも、必ず永遠の別れが来るのですから、今一緒にいられる事、言い合いができる事などに感謝をしながら、これからも一緒にいられるだけいたいと思います」(埼玉県 50代女性)
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毎日いっしょにいると、ついついいることが当たり前になってしまって、不満ばかりが募るというのはよくあることかもしれません。もちろん、お互いに耐えきれないほどの性格の不一致や、許せないことがあった場合には、離れるのも選択肢のひとつ。迷ったときには「この人がいなくなったらどうする?」と自身に問いかけてみてもいいかもしれません。
それでもいっしょにいると決めたなら、お互いに努力をしてみる、夫婦間で
感謝の気持ちを持つことは重要そうです。恋心があるにせよないにせよ、夫婦間も人間関係の一種で、「やってもらって当たり前」になっていないかどうか、今一度思い返してみることも必要かもしれません。
夫婦関係では、恋愛関係よりも
熟成された人間関係を構築できるという考え方もできますよね。そこに、恋心があるかないかは、もしかしたらそこまで大きな違いではないのかも? 家族関係をうまく築いていくために、自分たちの夫婦はどんな形になっていきたいか、あらためて話し合ってみてはいかがでしょうか。
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