コミックエッセイ:ドイツDE親バカ絵日記
【ドイツで子育て】スーパーで泣き始めた息子に「プレッツェル」を買ってあげようとすると…?【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.16】
ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツ在住の主婦、ぱん田ぱん太です。
みなさん、ドイツの独特な形のパン「プレッツェル」はご存じでしょうか? 最近は日本のパン屋さんでも売られているみたいなので、見たことがある方もいらっしゃるかと思います。
おいしくて、材料もシンプル(小麦粉、イースト、水、塩、重曹のみ)。価格もパン屋なら60~70セント(約75~85円)、スーパーなら30セント(約35円)ほどと安く、ドイツではいたるところで買えるパンです。
手に持って食べやすい形で服も汚すことなく食べられますし、ちょっとしたおやつにぴったりなので、外出先で子どもによく買ってあげています。
もちろんわが家の一人息子、フリッツ君もプレッツェルがだーいすき。パン屋さんを見かけるとプレッツェルをねだるので、よく買ってあげています。
ある日のこと。ベビーカーに座らせたフリッツ君と一緒にスーパーでお買い物をしていると…。
突然、ベビーカーから出たいと泣き出してしまいました。でも、すんなりと出してあげるわけにはいきません。
小さな子を持つご家族はわかると思いますが、小さな子どもをスーパーで自由に動き回らせるのは心配ですよね…。迷子の心配もあるし、子どもは買わない商品でもおかまいなしに触りたがるし、万が一何かを壊してしまえば買い取りです(汗)。
そのとき目に付いたのが、スーパーに併設されているパン屋さん!
プレッツェルを買うことで泣き止まないかなと挑戦してみましたが…。
プレッツェルではごまかせなかった様子。
と、思いきや…!
ちゃんとごまかせていた様子。でもなぜか泣き止まない(笑)。
そうなんです、今度は「プレッツェルがほしい」という理由で、泣き止まなくなってしまったのです。
結局このあと急いでお買い物を終わらせ、プレッツェルを買ってあげたら、食べ始めるなり、ぴたりと泣き止みました。ちゃんとその手にプレッツェルを手に入れるまでは、安心できなかったのかも。
フリッツ君は現在2歳になったばかり。これから、プレッツェルでもごまかせないイヤイヤ期が来るであろうことを考えると、これぐらいはかわいいものですよね…。
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