産んでおけば良かった…という後悔をしたくない! 貧乏生活の中のハンパない幸せを描いた【おひとりさま母さん】
■大人には理解できない子どものコダワリ
そして、登園前の恒例行事と言えば「これ着たくない」「あれが着たい」「(窮屈じゃないのに)これキツい」……。ジェンダーバイアスをできるだけかけずに育てたいと思っているわが家にも、娘に「ピンク期」がありました。
そして七尾さんちのミライちゃんも…
わが子も、毎日、毎日、同じ服を着ていきたがるという謎のコダワリが発症した時期があり、このシーンには、首が取れるほど大きくうなずきました!
どのエピソードもさすがプロの漫画家さんの表現力…! そりゃもう、引き込まれるわ、引き込まれるわ、引き込まれて当然ですわ!
仕事の締め切りが迫る中、子どもの発熱で焦る気持ち…そんな中で頼れる身内もいない不安、その焦りと不安で子どもにキツくあたってしまって自己嫌悪する「悲しい」「つらい」だけでは言い尽くせない想い…。
本書では七尾さんが、人生の荒波にもまれながら、誠実に娘さんのことを考え、
娘さんと自分の人生にいかに向き合うかを模索する日々が描かれるのです。