コミックエッセイ:子が育ちめいも育つ
出産予定日、突然の耐え難い痛みに絶叫!! 痛みの正体は… ~トンデモ産院で出産した話(3)~【子が育ちめいも育つ Vol.3】
■いよいよ産院へ入院 信じられない出来事が!
出産予定日前日、深夜にかすかな違和感を感じ、朝方には「こ、これが陣痛か!」と確信できる程の痛みに。産院に着く頃には子宮口が3cm開いており即入院となりました。
すぐにベットに横になるとだんだんと痛みが強くなり…、夫が産院に着く頃には息をするのが精一杯なほど痛みが増していました。側で元気づけてくれる助産師さんや家族の声も聞き取る事だけでいっぱいいっぱいの辛い状態…。
そんな意識が朦朧としている視界の中、私の足元にぼんやりと人影が…。
その影の存在を認識したと同時ぐらいに、突然電流が走ったかのようなとんでもない痛みが私の体中を巡りました。
すでにかなりの痛みがあったのにも関わらず…! あまりの痛さに絶叫する私。
「な、なんですか今の!? !? !? !? !?」と側にいた助産師さんに夫が聞いた時にはすでに影の姿は部屋になく…。
激痛だけ残して無言でいなくなるとかサタンかよ! と思ったら、影の正体はまさかの院長!
院長ぉおおおおおお!!!
助産師さん曰く、
人工破膜させたらしいのです。
「先生ったら何も言わずに行っちゃうんだから~ごめんなさいね~」と謝る助産師さん。
人工破膜させたのはきっとお産のプロである院長が判断した事であり、そこにどうこう言うつもりはございません。
ございませんがね!「今からちょっと痛いよ」とか「人工的に膜破るね」とか一言あって良いと思うんです。私が妊婦だからとか、初めてのお産だとか、そういう理由でなく人としてーーーーー!
人工破膜の痛みが強すぎて体の至るところに変な力が入り、陣痛中に足と手がひきつるといった二次被害も起こりつつ、私も怒りつつ、お産はいよいよクライマックスへ。
子宮口はついに全開になり分娩室に移動します。
この後さらに過酷な運命が待っていると知らずに「終わりは近い」と自分を奮立たせる私。甘いね!
続くね!(5/12(火)12時公開予定)
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