コミックエッセイ:そんたんママときーちゃんの「はじめてづくし」
「たたかないで!」は子どもに伝わらない!親子が幸せになる言い方【そんたんママときーちゃんの「はじめてづくし」 第26話】
■「たたかないで!」では伝わらない? 言い方を変えてみた
その頃は毎朝のように同じことがくり返されました。そのたびに
「たたかないでよ!」「痛いって言ってるでしょ!」
など言っても、やめてくれません。
ある朝、やはり寝起きにきーちゃんに顔面をたたかれたので、やけくそになって
「たたかないでナデナデしてよ!!!」
とキレ気味に返すと…
なんとナデナデしてくれたではありませんか!
そう、きーちゃんは何も私の顔をたたきたくてたたいていたのではなくて、
他に起こし方を知らなかったのです。
やさしいナデナデで目を覚ました私は、「ありがとう」、「うれしい」、「大好き!」をいっぱい伝えました。
以来きーちゃんは私の頭をナデナデして起こしてくれるようになり、ものすご~く幸福な気持ちで目覚める日々が続きました。
(どっちが子どもなんだか…)
■子どもが大きくなった今、私が心がけていること
きーちゃんが5歳になった今は、いつしか遅起きになり、私が起こす側になりました。
自分がされてつらかったのでたたき起こすことはせず、なるべく優しい気持ちで起きられるように声かけすることを心がけています。
最近ではこんな感じで返ってくるので、人間らしくになってきたなと感じるのでした。
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