コミックエッセイ:3姉妹DAYS
「離婚」の二文字が頭をよぎった産後クライシス、乗り越えた方法は…【3姉妹DAYS Vol.12】
こんにちは!あん子です。
今回は、
産後クライシスに陥った我が家がそれを乗りこえた話です。
まだ産後クラスシスという言葉も浸透していなかった時のこと…。
出産を機に、こんなにも夫婦の関係が大きく変わるとは思いもしませんでした。
■出産後、私の生活は激変
14年前のことです。
産婦人科の診察でエコーを確認するたびに、喜びと不安が入り混じった不思議な感覚を今でも覚えています。
妊娠中、育児書を買い込み読み漁っていたのですが、当時、私が読んだ育児書には「赤ちゃんは1日の多くを寝て過ごします。授乳間隔は3時間ごと」と書かれていました。
なるほど~!
3時間空くんだったらその間に家事やって~…!
なんて悠長に考えていました。
そしていざ出産!
退院して赤ちゃんとの生活が始まると…、
想像してたのと全然違う!
娘、寝ないんです(泣)
私も寝たい! のに寝れない生活。
手探り状態でひたすら目の前の赤ちゃんの子育てに奮闘する毎日。振り返れば授乳のため一日中どちらかの胸を出していたように思います。
恥ずかしくて人には到底お見せできない、つるの恩返しのように閉じこもった生活をしていました。
そして、当たり前に出るものだと思っていた母乳が出ないことの戸惑い。
3時間おきの授乳なんて…、もはや都市伝説では?
育児書で書いてあることが正しい赤ちゃんの生活リズムだとすると、私は全然できていない…。
寝ないのは、母乳が足りてないから…?
そうだったら、
涙が勝手に出てしまう精神的に不安定な状態でした。
振り返ればあの頃、ちょっと
産後うつ状態だったと思います。