コミックエッセイ:両手に男児
オムツが外れていないのにおねしょ!? 長男の下半身問題に悩む私②【両手に男児 Vol.14】
■そんなある日、保育園の懇談会があり…。
こういう時って反射的に目線を逸らしてしまう日本人の国民性…笑
そしてなぜかさされてしまう自分の引きの強さが憎い。
悩み…もはやおちんちん問題しかない…
この時2歳クラスだったので多分旬な子育ての悩みといえば
「トイレトレーニングどのくらい進んでますか?」とか
「イヤイヤの終わりが見えなくて…いつまで続くものですか?」とか
多分この辺がメジャーだし男の子・女の子共通して共感できる内容だとはわかっているものの
私の中で今1番の子育ての悩みはそう、おちんちん!!触る!!問題!!!
不意打ちの質問トップバッターでもうそれ以外の質問は出てこず…
■唯一いたパパからもらった同性ならではのアドバイス
私の質問に一瞬騒つく教室。
男の子ママからは「お風呂上がりなかなかオムツ履いてくれなくてそのまま部屋でおしっこしちゃうことは何度かあるけど…」
という声はあがったもののやはり全く共感を得られなかった我が家のおちんちん問題。
担任の先生も「園のお昼寝ではそういったことはないんですけどね…なんででしょう…」と困った様子。
まずい…まずいぞ…完全に出だしからおかしな空気にしてしまった。
保育士のベテラン先生ですら謎の長男の行動。
先生も振った手前この空気のまま次の人回せないし!
これはもう「成長とともにやめますかねっ。大人になって人前で触ってる人いませんもんね!(変態以外)」って
マイルドに自己解決させて終わらせるしかないと思っていると、
この会唯一参加していたパパが目に止まり…
でもそんなパパが目に止まったのは私だけではなかったようようで、先生がすかさず
「同性としてどうですか?」と投げかけた。
同じ子を持つ親同士でわからないのであれば、同性に聞くしかない。なんかスミマセンという気持ちになりながらもちょっと期待してしまう私。
「長男くんの気持ち、ちょっとわかります。自分も子どもの頃触って怒られていたので」
そう身の上話を絡めつつ長男に寄り添ってくれました。
「触ってると安心する」というのは確かにうちの旦那も言っていて。不安になると触っていたと。
この時次男を妊娠中で悪阻が酷かったのでそのことで長男の精神面も少し不安定になっていたのかもしれません。
そして大人が騒ぐと面白がって余計に触る、見せるというのは男の子ママたちも大きく頷いていました。
解決策はないけれど話を聞いてもらってなんとなく気持ちが楽になった私。
様子を見つつ、成長を見守ろうと思ったのでした。
次回は最終回!
おちんちん問題解消はあることがきっかけでした!
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