コミックエッセイ:もりりんパパと怪獣姉妹
PCR検査「陰性」判定されないと病気の治療ができない…という緊急事態に!【もりりんパパと怪獣姉妹 第29話】
今年3月のあたまに厄介な病気になり、入院していました。その頃から世の中は新型コロナウイルス感染症のため、検査も入院までの経緯も
普段とは違う状態でした。
その経験から、
「いま病院にかかる大変さ」や「急な入院時の家族の苦労」、「いま家族を守るためにどうすればいいのか」を綴っていきます。
■前回のあらすじ
3月の初旬、体調がおかしいくなり、その後発熱したため、万が一に備えて会社は休みに。そしてかかりつけ医の検査によって「新型コロナウイルス感染症の疑いがある」と告げられてしまう! しかし保健所からは検査の条件を満たしていないとして自主隔離へ…。
「いま病気になると普段よりツラい…感染疑いで自主隔離へ」
かかりつけの病院から“新型コロナウイルス”感染の疑いを指摘されたのですが…
なんと「コロナ感染ではないとしても、
『PCR検査の結果で陰性が認められない』限りは次の検査には進めない」という事態に陥ってしまったのです。
病院からも保健所に連絡してくれていましたが、僕の症状が条件を満たしていないためやはりPCR検査ができず。
そして迎えた水曜日。
朝から嫁さんに連れられて町内にある一番大きな病院にやってきました。
嫁さんが事前に病院に連絡してくれていたので、到着してすぐに発熱外来へと進みます。
レントゲンとCTで肺の検査を、そしてインフルエンザの検査も行いましたがいずれも結果は陰性でした。
…数日分の解熱剤と漢方薬を貰い、再び自宅待機です。
そこから途中で再度受診をはさみましたが、何も進展することはなくただ時間のみが流れていきました。
処方された解熱剤で熱を下げますが、下がった熱が再度上がるたびに、出る悪寒と震えに苦しむことに。しかも1度下がってから上がる熱はなぜか必ず前よりも高熱になり…、最後は40度近い高熱にうなされてしまいました。
水分だけはかなり気を付けましたが、食べ物は何も喉を通りません。
衰弱しすぎたのか何が原因なのか分かりませんでしたが、次第に寝付くこともできなくなり四六時中布団の中でゴロゴロ。
ただひたすら時が過ぎるのを待っていました。
そして迎えた週明け。
ようやくここで事態は進展を迎えます。
PCR検査を行う許可がついにおりました。