コミックエッセイ:ズボラ母の三兄弟カオス日記
やさしいお母さんになれなかった私が「子どもの無性の愛」に救われた話【ズボラ母の三兄弟カオス日記 第65話】
ウーマンエキサイトの読者の皆さんこんにちは! 6歳、4歳、2歳の三兄弟のオカンあざみです。
学校も幼稚園も休み、どこにも遊びに行けない、そんな日々が続いている昨今。
つい次男のこごろうを叱りすぎてしまった日に、昔の自分を思い出しました。
■昔の私はやさしいお母さんになりたかったが、実際は…!?
私は、やさしいお母さんになりたかった。
いいところも悪いところもすべて受けとめて、
いつもニコニコ笑っているお母さんになりたかった。
私がまだ独身のころ、スーパーで見かけた知らないお母さんが子どもを大声で叱る姿を見て
「あんなに怒らなくてもいいのに」
そう思ったこともあった。
でもいま、私が実際に親になったとき
子どもに大声で怒る自分がいた。
怒りすぎては自己嫌悪、これを何度も繰り返しては、また怒る。
そのループから抜け出したくてもなかなか抜け出せず悩んだ日もあった。
いまならスーパーで子どもを叱っていたお母さんの気持ちが痛いほどわかる。
そんなある日の夜、私は次男のこごろうを何回も同じことで叱り、たくさん怒って疲れ果てていた。
寝かしつけをしながら放心状態、早く1人になりたいと思っていたら、こごろうが話しかけてきた