コミックエッセイ:四方向へ散らないで
まるで磁石のよう…いつも絡み合う双子には「引力」が働いている!?【四方向へ散らないで Vol.16】
こんにちは! 野原のんです。
ついに寝返りをマスターした双子。
あっという間に寝返り返りをマスターしたものの…どこまでもコロコロと転がる2人。そろってコロコロコロコロ…
この時期の赤ちゃんには手を焼くパパママも多いのではないかと思うのですが、うちの双子も例にもれず手がかかりました。
まずひとりで転がっていったときに良くあるパターンで
『壁際で動けなくなっている』
『消えたと思ったら机の下に転がり込んでいた』
『何度、離してもなぜかコードを引っ張っている』
などなど…
何事もなく過ぎ去ってみれば笑い話に変わるようなことが多々あると思うのですが、双子で一番頻発するのが
■なぜかお互いに重なって引っかかり、動けなくなる双子
これは“双子あるある”なのか、わが家の双子にこの傾向が強く出ていたのかはわかりませんが、頻発していました。
うちは義父お手製の双子用ベビーベッドを使っていて、通常のベビーベッド二台をくっつけた広さがあったので、家事で動くときはそこに入れていたんです。
赤ちゃん二人が寝転んでも十分に動けるスペースはあるはずなのに…気がつけばいつもお互いに重なって引っかかり、動けなくなってふえふえ言っているんですよ。
どれだけ離して寝転ばせても必ずお互いに引っかかる双子…。
何でこの広いスペースで必ずお互いに寄って行って引っかかり合うねんと。
ふえふえ言っている分にはいいのですが目を離した時に顔の上に乗ってしまうと怖いなと思って、外していた真ん中の柵をもう一度設置したんですね。
そしたら
いや何でやねんと。
頭と頭を向かい合わせるカタチで寝転がしたのに、何で方向転換してまでそこで絡み合って泣いてんねやと。
でもとりあえず顔にかぶさることはないので、ベビーベッドではこの後、つかまり立ちをするまで真ん中を柵で仕切っていました。
私が家事などをして動きまわらない時は8畳に布団を敷き詰めた状態の部屋にころんと寝かせて、私もそこで座りながら洗濯物を畳んだり休憩したりしていたのですが…
ベビーベッドよりもはるかに広いそのスペースでも、
なぜかお互いに引っかかって泣く双子。