連載記事:ママのうっぷん広場
「赤ちゃんは私がみる、あなたは家事を」産前産後のママたちを追い込む、義父母のトンデモ言動【後編】【ママのうっぷん広場 Vol.2】
イラスト:チッチママ
出産前後に子どもをまつわる言動から起こりがちな義父母とのトラブル。妊娠中について見てきた前回に引き続き、今回は産後に義父母からかけられたつらい言動について、ウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードを元に、お伝えしていきたいと思います!
■トラブルは病院で起きている?!
「産後、義父母が病院に来ているタイミングで助産師さんが部屋に来て、なかなか出ないおっぱいをしぼってくれると言いました。そこには夫もいましたが、誰も義父に出ていくように言ってくれませんでした。私からも言いづらく、結局義父母がいるところでおっぱいをしぼってもらうハメになりました」
「『出産当日は義母には病院に来ないでほしい』と言っていたのに、『生まれるまでここでついてるよ、義姉も来ると言ってたから』と、夫よりも早く産院に義母が現れました。現れた直後に私の目の前で夫から義母に電話があり、『来ないでほしいって言ってたよー』と。ブチ切れました」
「第一子の出産時、陣痛で苦しく横になっていると義父母が病室に。私は義父母の手前キツい体を起こして椅子に座りました。苦しくて顔をしかめてる私に義母はどんどんくだらない話ばかりしてきました。
そして最後に笑顔でこう言ったんです。『
話して少しは気が紛れたでしょ』。マジでドン引きしました」
「長男が産まれた時、帝王切開だったこともあり、動けずお風呂も入ってない状態にもかかわらず、連絡もなしに義父母が来た。一度、入院3日目くらいに『疲れてるので面会を控えてほしい』とお願いしたのに、その次の日にも『疲れてるみたいやけど大丈夫か?』と連絡なしに来た」
出産したときの病院で、義父母の振る舞いにショックを受けたという声が多く寄せられていました。命がけで行う出産だからこそ、その時の義父母の行動が特にママたちの心に残ってしまうとも言えそうです。
「赤ちゃんは私が見るから」産後のお世話にまつわるトラブル
「妊娠中、義母が『産後は私が面倒をみたい』と言ってきた。遠方のためあまり会う機会がなく、義母の事を理解していなかった私は、せっかくの申し出だから受ける事にした。そしたら、義母は『
私が赤ちゃんの面倒をみるから。そしたらあなたは家事できるでしょ?』と言ってきてすぐに帰ってもらった」
「出産時、義母が15日ほど泊りがけで来た。産後の手伝いという名目だったが、実際にしてくれたのは母乳のあとのミルクをあげることだけ。食事の支度や掃除は全て私。せめて休む時間がほしくて『息子さんと日帰りのバス旅行でも』と提案したが、『手伝いに来ているんだから』という理由で拒否。ツラかった」
「産後義母が手伝いに来てくれたのですが、『母乳にいいのが地鶏』と言って、キューキューに筋肉の引き締まったゆでただけで味のない地鶏肉を毎食どんぶりいっぱい出された。ゴムの塊みたいでかみ切れず食べられず、食欲も減り、母乳の出が悪いと『おかしいわね』とガシガシ乳をもまれ『母乳製造機』扱いで不愉快でした」
「私は夫の実家の近くに住んでいます。そのため産後は義父母が頻回に訪問して来て大変でした。夜中は寝不足で昼間やっとの思いで寝ていても、突然ピンポーンとやってくるのです。
寝ているフリをして無視すると、
合鍵を使って勝手に入ってきました。私は気を使ってしまうのでさらに眠れず、イライラで本当に絶望の日々でした」
産後すぐに始まる赤ちゃんのお世話に、それでなくとも疲れている最中に、義父母が自分勝手な行動をとってしまうと、ママは疲弊してしまうのも無理はなさそうです。精神的に追い込まれてしまう人も少なくないようですね。