コミックエッセイ:ひなひよ育て ~愛しの二重あご~
おとぎ話のなかの母親像に憧れた私 母になって学んだ「現実との折り合いのつけ方」【ひなひよ育て ~愛しの二重あご~ 第59話】
子供を産む前、「将来こんなお母さんになりたいな~」と理想を描いたり頭の中で色々妄想しますよね。
私にもそんな理想の対象がいました。
それは…
■おとぎ話のなかの母親像
とにかく何が起きても「あらまぁ」と受け止めるようなイメージの、懐の深いお母さんです。
そして、特にすごく素敵だと思ったシーンがあるのです。
ある夜、いたずらが過ぎてお父さんにきつく叱られた子ども達。お母さんは、悲しい気持ちでベッドに入る子ども達をなでてあげたり布団をかけたりと穏やかに対応します。
めそめそしている幼い末っ子にも、優しく声をかけます。
「今夜はあったかいわ」っていう声かけがすごく素敵だなぁと思ったんですよね~~。
さりげなくて自然で、でもすごく安心できるよな~~と。
私もこんなお母さんになりたい!と、強く憧れました。
そして時を経て私もお母さんの立場に。
夜寝る時の子どもへの対応が、あの理想通りに出来たかというと…