コミックエッセイ:ぽこちゃんです&どんちゃんです
母の考えた救出作戦の被害は甚大だった! 母親を締め出してしまった大事件【後編】【ぽこちゃんです&どんちゃんです Vol.19】
みなさま、いつもお読みいただきありがとうございます。mochiko.です。
気づけば春までもうちょっとですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
わが家は春を迎えると息子が年長さんに進級し、娘はプレ幼稚園へと通うことになるのですが…、つまり今年は息子がランドセルを購入する年ということです。
えっ、早。怖っ。っていうのが正直な感想だったりします。
時の流れ怖い怖い。
さて、昨年から続いてきた「母を締め出してしまった大事件」シリーズ、今回をもちまして最終回です。
最終回に見合う展開になっておりますので、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
あえて申し上げておきますが、本当の話です。ノンフィクションです。
■絵に描いたような八方塞がりの状況に陥り、母は…!?
わが家(一軒家)の裏がもしかしたら開いてたりするかも!? と言ってみた母でしたが、きっちりした性格の人だったこともあり、残念ながら施錠はばっちりの状態でした。
打つ手がなくどうしようかと絶望すら感じる母、家が壊れんばかりの声量で泣き叫ぶ私、助けはなし。
絵に描いたような八方塞がりの状況です。
悩みに悩み抜いた末、母は
「もうこうするしかない」と、花壇のそばに置いてあった父愛用のスコップに目がいきます。
手にスコップを持ってから、やはり数秒はためらったそうですが、「これでお父さんに怒られたら素直に謝ろう」という思いを胸に、誰にも聞こえないような声で「ごめんね、お父さん」とつぶやいた母は…、