コミックエッセイ:子が育ちめいも育つ
1年続けた保活の結果はいかに…!熱意は結果として実るのか ~初めての保活レポ(1)~【子が育ちめいも育つ Vol.12】
このお話は、2016年頃にめいさんが保活をしていた頃のお話です。
息子が生まれて早半年。
当時、私は息子のお世話にも少しずつ慣れ、息子の保育園探しに精を出していました。
私の住む地域は待機児童数がとてつもなく多く、保活は早ければ早いほど有利と聞いていたからです。
とはいっても、それはタダの噂で、実際は保活を早く始めてもとくに有利にはなりません。見学したい園に余裕を持って見学ができる、などメリットはもちろんありますが、実際選考される際に早めに保活を始めた人が加点されるような事は全くありません。
私は頭では「加点などはない」と理解していたものの、無意識のうちに「早くやっておいた方が有利!」と決め込んでいた部分があったと、今振り返ってみるとそう感じます。
そんな私は入園予定の約1年前から情報収集をし始め、自宅から通えそうな保育園は全て見学に行きました。園長先生と直接話したり、園の雰囲気を実際に見ることで、息子が通ったらこんなかな~と想像しながら見学をするのはとても楽しかったです。
余談ですが、私が見学するときに一番重要視していたポイントは2つありました。
・園長先生が仕事を楽しんでいるか
・園内の物の配置が綺麗にされているか
どの組織も同じだとは思いますが、トップの人の考え方は社員にも似るというか、トップの人が楽しいことが好きだと自然に楽しいことが好きな人が下につくし、いつも文句を言ってる人の下には、不満ばかり漏らす人がつくというイメージが私の中にはあります。そのため園長先生が仕事を誇りに思ってるか、楽しんで仕事をしているかなどを、会話をしながら直接聞いたり、いろいろ質問などをしていました。
園内の配置については、ただでさえ保育園の日常は慌ただしいので、生活しやすい配置になっているか、というのが大切だと感じていました。動線が考えられていると、きちんと子どものことを考えてくれていると感じ、それは子どもへの接し方にもリンクするだろうなと、という私なりの考えがあったからです。
その2点を重視して見学をしていました。
実際に保育ルームが物で溢れている園がポツポツとありました。また、そういったところに限って園長先生もやる気がない話し方をする印象があり、この激戦区では稀な定員割れだったのです…。