コミックエッセイ:子が育ちめいも育つ
理想と現実の間で葛藤するも慣らし保育を終え覚悟を決める ~初めての保活レポ(4)~【子が育ちめいも育つ Vol.15】
そんなこんなで慣らし保育は終了し、本格的に始まった保育園生活。
以前お話した通り、息子の園には園庭がありません。そのため、外遊びは基本近所の公園に散歩がてら歩いていく事になります。園の目の前には大きな道路があり、大きな車もビュンビュン走っています。目には見えないけれど、きっと排気ガスも多いはず…。
不安要素がいっぱいで、怖いよぉ…!
改めて言いますが
子どもを預けて仕事ができることが、ありがたいことというのは十分理解しているんです。
しかし、初めての子どもを保育園に預けるという、私にとって一大決心な出来事にも関わらず、事前情報がゼロで、見学してきた理想の保育園生活とはかけ離れた現実に、とにかく困惑していたのです。
実際お散歩に行こうと準備をしていた時に、一瞬息子が外に出てしまい、気づくのが数秒でも遅ければ門の目の前を通る自転車とぶつかっていたかもしれないという事もありました。
何事もなくて本当に良かったよ…。
今すぐ仕事を辞める選択をしない限り、この悶々とした気持ちは解決しない。
でも今すぐ仕事は辞められない。
そうなると、もう自分の選択と息子の運を信じるしかない。でも信じるのって勇気がいるじゃないですか…! なにこの陳腐なセリフ…!
でももうここまで来たら私は仕事に行くしかない。
息子はこの保育園にお願いするしかない。
頑張るしかない!!
頑張れ息子! 頑張れ私!
こうして、ようやく覚悟が決まったのでした。
次に続く!!
※本連載で紹介する情報は、2016年時点のものです。
※詳細は住んでいる自治体の役所にご確認ください。
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