コミックエッセイ:パニックにゃんこ
友人に病気のことを言えなかった理由/パニック障害を周囲の人に伝えるには【パニックにゃんこ Vol.15】
友人には気を使われたくない。
友人の中では元気な私がいる。
はっきり言ってしまった方が楽だったのかもしれませんが、私は遠いところでも元気でやってるよ! 毎日楽しく笑ってるよ!
と思われたかったのだと思います。
…これについてはどう考えても仕方ないなと思います。
毎回誘いを断っていたら、あちらも気を使ってじゃあ誘わない方がいいなー
となるのが当たり前だと思います。
この件で友人たちが去っていくわけでもないですが、地元ではみんなで楽しくやってんだろうなー…と思うとすごく寂しかったです…。
パニック障害と診断されても、自分で受け入れることができない。
診断は受けたけど軽度の方だから私はすぐ治るんだ。
どこにも行けないのも、友達に嘘をつき続けるのも今だけだ。
そう信じつつも、心の奥では一生このままかも…と思う心が交差していて、この頃はひたすら何も考えたくない時期でした。
次回に続く!
『パニック障害とは』
理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。
本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。