■前回のあらすじ
僅かな母乳を毎回娘に届けてくれる母に、大変な思いをさせてしまって申し訳なく思ってしまいます。
■赤ちゃんに会いに行けることになったけれど…
急に会いに行けることになって、戸惑いが大きかったです。
しかし、助産師さんたちの反応を見るところ、私はそんなに病んでいたのかなぁと思いました。
実際、病んでいたわけですが…。
■複雑な気持ちのままNICUへ
NICUのバリケードは厚かったです。扉があって手洗い、消毒、そして絵では描いていませんが、両親もマスク装着が義務でした。
備え付けの使い捨てマスクが置いてあり、この日から面会に来る日はその都度つけていました。
現在、コロナウイルスの影響によりNICUは両親の面会すら制限があるそうで、胸が苦しいです。
コロナウイルス感染対策は病院によって対応が異なります。すべてのケースには当てはまりません。
■本当はずっと会いたかったんだ…!
夫はNICUにだいぶ慣れていました。会社帰りに毎日寄ってくれていたからです。
このときばかりはとても頼もしく見えました。
※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!