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コミックエッセイ スイス人夫VS日本人妻 〜家族の偏食、どう乗り切る?〜

家族の「食の好き嫌い」を尊重したら、食卓が楽しくなった!【スイス人夫VS日本人妻 〜家族の偏食、どう乗り切る?〜 Vol.17】

ウーマンエキサイト
家族の「食の好き嫌い」を尊重したら、食卓が楽しくなった!【スイス人夫VS日本人妻 〜家族の偏食、どう乗り切る?〜 Vol.17】
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今までの私だったら、「子どもがベジタリアンだなんて絶対あり得ない!」と思っていました。
親の方針で家族全員ベジタリアンな友人がいたり、自分の親戚の“野菜嫌いでお肉とフルーツしか食べない人”のことを、「そんなのダメよ、絶対健康的じゃない!」と勝手に思い込んでいたのです。

だけど今回のことを経験して、いろいろな考えや苦しみがあっての結果だったんだろうな、と思えるようになりました。

娘はベジタリアン。と言ってしまうことで、私も諦めがつきもっと食卓が楽しめるようになりました。すると不思議なことに、娘も鶏肉料理だとたまに食べれるようになってきました。

「食べられない子」ではなく「食べられるはずがないものを今日は食べている!」考え方一つで、今まで落ち込んでいた出来事が、喜びに変わるなんて…!

「ベジタリアンなんて、何にも考えず、面倒くさいから子どもの健康を考えず好きなものだけ食べさせてる親」、そんなふうに見られるのではと最初は凄く怖かったです。だけど、私の周りにはそんな人はおらず、みんな私の苦しみや考えを分かってくれる人達ばかりでした。

自分の息子(夫)に「食の好き嫌いがあることは恥だ!」と超厳しかった義父母も、孫のゆあに対しては「そっかそっかーそんなこともあるよねー! ゆあは野菜が全部好きなんて偉いねー!」って。同一人物とは思えないくらい寛大だ(笑)。その優しさ幼き夫にもあげて欲しかったくらい…。

固定観念が剥がれ落ち「食べられないものを見るのではなく、食べられるものをしっかり見る」ということを理解した私は、家族でご飯を食べることが楽しくなった。

毎回超手抜きだけど、いろいろな食べ物が食卓に登って、みんな好きなものを食べて、あげたりもらったり、ワイワイしながらいつも食べています。

家族と一緒に楽しく食卓を囲めること、子ども達の今ある健康と幸せに感謝して…「いただきます」。


最後まで読んでいただきありがとうございました!
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