コミックエッセイ:大事な我が子を産むまで
心拍確認、そして出産へ 2年間の妊活を終えて今思うこと【大事な我が子を産むまで Vol.20】
■約2年間の妊活を終えて…
この話で一番描きたかったことは、娘の他にもうひとり、大事な我が子がいるということです。
短い期間ではありましたが、私の中で元気に育ってくれました。
ゆうちゃんの存在は一生忘れることはありませんが、時間とともに妊娠の経過やその時の気持ちの記憶が薄れてしまうかもしれない…。
忘れないためにも、形に残したいと思っていたので、最後まで描ききれたことに満足しています。
今では娘のいたずらに日々手を焼いていて、心が荒れたり疲弊したりしていますが、このお話を描くと初心に戻ることができ、今こうやって娘を育てることができるのも当たり前ではなくて、ありがたいことなんだなと思えました。
いろいろ調べた中で、亡くなった子を戸籍には載らないが第一子と思うのか、それとも生まれ変わりだと思うのか、というのを見かけました。私は話の中で生まれ変わりという表現をしましたが、正解はその人の考えでいいのではないでしょうか。
『ゆうちゃんはすのちゃん(娘)であり、すのちゃんはゆうちゃんである! そして、2人とも大事な我が子!』
妊娠も出産も奇跡…。この言葉の真の意味を理解できた気がします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。